<<ほぼ日替わりコラム>>
上重アナ、秋には「スッキリ!!」降板? 前代未聞の大甘処分も…
代官山太郎
スポンサーから無利子で1億7000万円の融資を受けた、日本テレビの上重聡アナウンサー(34)に対する同局の対応の甘さが波紋を呼んでいる。
「週刊文春」の報道で発覚した、巨額の利益供与騒動。上重アナはこの金で高級マンションに暮らし、さらに高級車ベントレーも貸与されるなどセレブさながらの生活をしていたという。
この件で、視聴者から日本テレビに寄せられた苦情は1700件を超えるとか。「スッキリ!!」など情報番組に携わるアナウンサーとして、不適格といわれても仕方がない状況だ。しかも同局は昨年、笹崎里菜アナについて、過去のホステス経験を問題に内定取り消しをした騒動があった(その後、訴訟を経て和解、今年度入社)。その際、アナウンサーは清廉性が求められる職業だと主張していた。その同局が、なんと上重アナの巨額の利益供与問題では特段の処分は科さず、口頭注意にとどめたというのだからビックリだ。
「4月下旬に行われた定例の日本テレビ社長会見は、週間視聴率三冠13週連続という景気のいい話題で始まったんですが、報道陣の関心事は上重アナに対する処分ですよ。ところが、報道陣がその質問をすると、信じられない答えが返ってきたんです」(スポーツ紙記者)
その答えとは、口頭による厳重注意をした、というもの。上重アナ本人は、4月3日の「スッキリ!!」で、「個人的な好意に甘え、多くの方に疑念を抱かれるような結果になった」と、とりあえず謝罪はしたが、それを受けて局としてどのような処分を科すかが注目されていたのだが…
「日テレ側は、あくまで個人的な交友関係の中で起きたこと、の一点張り。疑念を抱かれたのはアナウンサーとしての自覚に欠けるものの、プライベートの問題として、本人が信頼回復に努めているところだと、無責任な答弁に徹していました。はっきり言って、大甘ですよ。視聴者は納得しないでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
一方で、同じ文春が報じた”友情ボール問題”(ソフトバンク・松坂大輔投手から贈られたサイン入りボールを上重アナが知人に横流ししたというもの)については、事実無根で提訴すると息巻いている。バランスを欠いた対応ではないか。こんなことで視聴者の信頼が得られるのか?
「実は、この大甘裁定には『なぜ上重ばかり特別扱いするのか』などと、局内でも不満の声は多いと聞きます。秋の改編では、『スッキリ!!』降板を免れない情勢ですよ」(芸能ライター)
まさか上重アナは、秋までにほとぼりが冷めるのを待っているのでは?
2015/5/5
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