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キムタク最大の敵はジャニーズ事務所!?「アイムホーム」好調の裏でささやかれる不穏なウワサ
代官山太郎
木村拓哉(42)が、上戸彩(29)との共演で人気を呼んでいる連続ドラマ「アイムホーム」(テレビ朝日系)。同局では、4月改編の今期連ドラの中で視聴率が民放トップと胸を張るが、その陰で実は“キムタク限界説”がまたまたささやかれている。しかも、所属のジャニーズ事務所が大きな障壁になっているというのだ。

上戸との共演という鳴り物入りでスタートした「アイムホーム」は、上戸の妊娠というオマケ付きで話題性アップ、確かに6月4日放送の第8話も13.4%で同時間帯のトップを記録している。
「しかし、テレ朝としては満を持してのキムタク起用。15%は欲しかったというのが本音でしょう」と語るのは民放関係者。
「昨年フジテレビの月9枠で放送された『HERO』の第2シーズンが、全11回の平均視聴率21.3%と、2014年のゴールデン、プライムタイムに放送された全レギュラー番組中でトップでしたからね。『アイムホーム』は今のところ、15%を超えたのが初回だけ。『HERO』は作品人気が抜群。キムタクブランドだけでは、もはや限界ということです。今回も上戸との共演でなければ、もっと苦戦していたのでは」(前出・民放関係者)

かつては視聴率面でも一世を風靡した木村だが、なぜ限界なのか。「年齢に合わせたイメージチェンジがうまく進んでいない」と問題点を指摘するのは、ベテランの芸能ライター。
「テレ朝は、5月末と6月始め、2週に渡って虎の子の人気アニメ『クレヨンしんちゃん』に木村をゲスト出演させています。木村としてもファミリー層に存在感をアピールして、『アイムホーム』の視聴率にも引っ張ってきたかった。もう42歳ですから、いい加減、父親としての大人のイメージを打ち出さないとうまく行かないでしょう」(前出・芸能ライター)

しかし、そのイメチェンの障壁になっている理由の一つに、ジャニーズ事務所の頑ななまでのイメージ戦略があるとの声も。
「年齢に合わせたイメチェンがうまく行かないのは、当然。だってジャニーズのタレントは妻帯者になっても、インタビューなどで家族の話も出来ないんですから。別にイメージダウンになるような話ではなく、子育てに関するポリシーであるとか、家庭と仕事の両立などについて質問すると、本人はしゃべりたがっていても、マネージャーが止めちゃうんですよ。キムタク一人の問題ではなく、ジャニーズ全体の問題です」(スポーツ紙記者)

木村拓哉も、私生活ではよき父親。それは世間も当然、知っていること。理想の夫・理想の父親ランキングでも上位に名を連ねているのがその証だ。うまくイメージチェンジが出来れば良いのだが…。
2015/6/8


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