<<ほぼ日替わりコラム>>
アイドルレイプを公言!活動休止に追い込んだ悪徳ファン
代官山太郎
今年5月に都内で起きた、歌手活動をしていた女子大生の冨田真由さんがファンに20カ所以上を刺された事件は衝撃を呼んだ。犯人は逮捕され、冨田さんは一時は重体に陥りながらも一命を取りとめた。そして今回、アイドルがファンからレイプ予告を受け活動休止に追い込まれる事態が発生している。
10月22日に公式サイトで、出演が確定済みのライブや取材も含め全面的な活動休止を発表した魔法少女☆りりぽむ(年齢非公表)。2013年から秋葉原を中心にソロアイドルとして活動、最近はテレビ番組やイベントにも出演し活躍の幅を広げていた。所属事務所によると、一部ファンの中に彼女を傷つける言動を繰り返す人物がおり、本人が身の危険を感じる状況に追い込まれていたという。現在、警察が捜査中で、運営側は生命や身体の安全を考え、都内施設に本人を保護しているという。
「ライブなど人前での活動のみならず、ツイッターはじめSNSも一切禁止。5月の事件もあるので、事務所としては早めに手を打ったのでしょうが、それでも大損害です」(アイドル誌ライター)
その張本人と目されるファンはツイッターで「好きすぎるがゆえの行為。愛情表現。アドバイスとしての呟きのつもり」など弁明する一方、同一人物の別名義と思われるアカウントでは「刑務所での暮らしに憧れを持っていた」「僕が女をレイプして刑務所入って実刑3年。悪くない」などと不穏なツイートを繰り返していたのだ。
「事務所が損害賠償を求めて犯人を相手取り、民事でも提訴していいぐらい。それにしてもここまでくるとファンとはいえませんね。あまりにも自分勝手です」と別の芸能プロ関係者も憤る。
ファンの中には「ガチ恋」系として、応援しているアイドルに真剣に恋してしまうファンが一定数いるとされるが、それが高じてストーカーになってしまっては元も子もない。本人の気持ちが離れるだけだと思うのだが…。
2016/10/26
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