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大スター松方弘樹の死去!遺産相続をめぐる争い
代官山太郎
脳リンパ腫のため1月に74歳で死去した俳優の松方弘樹さん。病状がおもわしくないことがささやかれていたとはいえ、大物の訃報に芸能界は衝撃を受けた。すでに密葬にて近親者に見送られたが、遺産相続をめぐり騒動の可能性が指摘されており、あの世でも当分は落ち着かないのでは、との声が出ている。

松方さんの最期を看取ったのは、長年ともに暮らした内縁の妻で元女優・山本万里子。往年のスターらしく私生活も豪快だった松方さんには、6人の子供がいる。最初の妻との間にもうけた娘2人と息子1人、2度目の妻・仁科亜季子との間に俳優の仁科克基と仁科仁美、そして元歌手でタレントの千葉マリアとの間に認知した息子が1人だ。
「離婚した元妻には相続権はなく、6人の子が法定相続人ということになります。ただ、十年以上も絶縁状態にあった克基が相続権を主張しても…心情的にはどうなんでしょう。内縁の妻である山本さんにも相続権はありませんが、遺言による遺贈など場合によっては一部を相続する可能性はあります」(テレビ局関係者)
モメ事が起きないことを祈るばかりだが、そもそも松方さんの遺産はどのぐらいあるのだろうか?
「大スターなので遺産も巨額というイメージがありますが、入院当初はVIP個室にいたものの、その後、狭い病室に移っていたようです。無駄をしたくないという意味の他に、仕事復帰が難しい情勢になり、経済的に苦境に追い込まれていたという噂もあります。所有する不動産も換金性は低く、最初の離婚で3億円を超える慰謝料を払ってもいるし、現金はあまりないのではと言われていますね」(週刊誌記者)

また、死後にモメ事が起きることを予測して、山本とはあえて籍を入れなかったという説もあるという。
「松方さんと親交の深かった芸能リポーターが明かしたことですが、山本さんが困らないようにかなりの金額を渡していたというのです。事実とすれば、まさに男気ですね」(前出・週刊誌記者)

相続をめぐる争いとは下世話な話ではあるが、死してなお注目を集め続けるのは、大スターの証だろう。
2017/2/27


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