<<ほぼ日替わりコラム>>
冬クールの最優秀女優は石原さとみ 人気支える理由とは
代官山太郎
冬クールのドラマが終わり、テレビは改編期。4月からは各局また新しいドラマでしのぎを削ることになる。
この冬クールで活躍が高い評価を受けた女優の代表に、石原さとみがあげられる。解剖医の三澄ミコト役で主演したTBS系の「アンナチュラル」はほとんどの回で2桁キープに成功(5話・7話のみ10%を割った)し、最終回は13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と自己最高を記録した。井浦新、窪田正孝、松重豊、市川実日子らと共演した法医学ミステリーで、ともにTBS系のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「重版出来!」などのヒット作を生み出した脚本家・野木亜紀子による、連ドラでは初となるオリジナル脚本だ。内容の面白さに、終了後、早くもシリーズ化を望む声が上がっている。
その中心にいてドラマを引っ張ったのが主演の石原というわけだが、石原は外見的にもまさしく美人女優で、男性ファンの支持はもとより女性ファンが多いことで知られている。男に媚びていないところが良いのだろう。役のメイクはいつもセルフプロデュースで、特に「アンナチュラル」は役柄的にもすっぴんに近いナチュラルメイクを心がけたためメイク時間は5分程度だったという。
メイクだけではない。美貌を保つために石原がはらっている努力は、さすがプロと納得させられる。自宅のさまざまな場所に美容クリームを置いており、気付いたときにすぐさま塗り込むことを徹底しているという。さらにお風呂上がりには、身体の水分を取る前に保湿オイルを刷り込み、マッサージをするそう。もちろん顔も身体同様にケアし、保湿管理に怠りがないという。
そんなプロ意識は、デビュー当時に成長と仕事のバランスが悪くなり、顔にニキビが出やすくなった苦い経験から出てきているそう。プロポーションについても見直し、いろいろな美容法を実際に試しながら、身体の変化を自分で感じつつ、食事コントロールをはじめとする健康を重視したダイエットを実施したという。大のお酒好きとしても知られるが、お酒を飲んだ日は半身浴やリンパマッサージなどをしてデトックス、バランスをとっているそうだ。
気取りのなさとプロ意識の高さが、トップ女優といわれるようになった今日の地位を確かなものにしたのだ。
2018/3/26
■芸能!裏チャンネルTOPへ
(c)StockTech.Inc
(c)Time Inc.