<<ほぼ日替わりコラム>>
この春の大健闘のドラマ「おっさんずラブ」、主演の田中圭の人気がすごい!
代官山太郎
この春のドラマで予想以上の大健闘を見せたのが、おっさん同士の純な恋模様を描いた「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)だ。女好きだがモテない33歳の主人公・春田創一(田中圭)が、ピュアな乙女心を隠し持つ上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、イケメンな後輩、牧凌太(林遣都)から迫られるという異色のラブストーリーで、2016年12月に深夜の単発ドラマとして放送され、今回連ドラ化されたもの。あの吉田鋼太郎が“ヒロイン”という設定からして思わず笑ってしまうが、中身はけっしておっさん同士の恋愛を茶化してはいない、純愛を純愛として描いたものになっている。
そしてこのドラマで大きく株を上げたのが、主演の田中圭だ。なんと、田中を特集しているテレビ誌「TV Bros.」(東京ニュース通信社)の8月号が、注文殺到のため23日の発売を前に異例の増刷が決まったというのだ。
同号で、田中は表紙をはじめ、「気になりすぎて眠れない!完全保存版 いまこそ、 田中圭」と題し18ページにもわたり大特集が組まれている。ロングインタビューや鍛えられたボディを披露したグラビア、これまでの活動の振り返りなど、田中のすべてがわかるような内容となっている。
Twitterのツイート数では、“逃げ恥”こと「逃げるは恥だが役に立つ」に勝るとも劣らぬ人気ぶりで、深夜枠のドラマとしては異例の大ヒットと言っていいだろう。そのドラマ人気に押し上げられるように、田中の人気もブレークした。劇中では当初、優柔不断というか、まさかの同性モテに戸惑いまくり、相手の勢いに流されていくことの多かった春田だが、最後はすっきりと愛を貫く。その心の移ろう様を、田中がみごとに演じている。役者としても出世作になったことだろう。
2018/6/22
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