<<ほぼ日替わりコラム>>
イジメ問題の某大物女優とは正反対な斉藤由貴
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先日のこと、有名私立中学に通う父兄に会った。この名門私立中学は、学校が荒れに荒れ、学内にイジメ問題までも勃発。その首謀者の一人が、大物女優の娘ではないかと取りざたされ、マスコミの話題になったほどだ。
そんな異常事態を学校側も重く見て、イジメ問題の事情説明のための緊急の保護者会を開催。その直後に、中学校に子供を通わせている保護者と接触したのだ。保護者の怒りは収まらない。
「どうして、学校はこれまでいじめを放置してきたのか。マスコミがとりあげてようやく事情説明をしても、いじめをして退学になった子供のせいにするだけ。単なる責任を加害者に擦り付けているだけ‥‥」
大事な子供が難関をくぐり抜け、ようやくひと安心を思いきや、まさかのいじめ問題。予想以上に根の深い深刻な事態と言っていい。その父兄からは、大物女優の教育の姿勢に対する批判も飛び出したが、ひょんなところから、女優の斉藤由貴の話題になった。彼女の言い分はこうだ。
「大物女優さんは父兄の評判が今ひとつですが、評判がいいのは、斉藤由貴さんなんです。彼女の子供は、私の次男と同じ都内の公立小学校に通っているんですけど、芸能人にもかかわらずPTAにも積極的に関わってくれてとにかく気さく。子供ものびのび育って、由貴さん同様、どこかのんびりしているんです。女優のお仕事があるときは、みんなでサポートして、父兄の間のムードメーカー的な存在になっています」
そんな斉藤由貴が、今年7月に3ヵ月で11キロのダイエットをして話題になったことがあった。この時も真っ先に急激な体型の変化に警鐘を鳴らしたのは、周囲の父兄だったという。
「もともと、彼女がダイエットを始めたのは、父親のアドバイスとは、テレビで知りましたけど、まわりの奥さん連中にも相談していたんですね。そうしたら、サプリやビタミン剤の話が出きて、それを実践したみたい。ところが、食事の補助としてサプリを呑むはずが、ほとんど食事をしないで一日300キロカロリーに制限。急激にやせたので、周囲が由貴さんに聞きだしたところ、危ないダイエットだったので、すぐに本人に指摘して辞めさせたんです」
彼女は、空腹を紛らわせるために、映画館に行ってロードショーを見るなど、涙ぐましい努力をしていた。ドラマの収録が迫っていたため、一日も早く結果を出したかったというのがその理由だったようだ。
「ちょうど、出演するドラマが連続してあったので、それにあわせてやせたかったのが真相ですよ。でも、激ヤセにすぐに気づいた学校の父兄には感謝しきりで、『私の命の恩人』とちょっと大げさ(笑)。今ではまわりの奥さんたちが、由貴さんのにわかダイエットアドバイザーになっている。最近では、彼女がいなくてもPTAの集まりでもダイエット話に華を咲かせています。ある意味、学校が彼女のおかげですごくまとまっています」
とかく一般人よりも注目される機会の多い芸能人。対照的な大物女優の教育現場での評判を聞くにつけ、まず女優よりも母親であることを肝に銘じてもらいたいものだ。
2012/9/14
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