<<ほぼ日替わりコラム>>
宮沢りえCM撮影が急遽延期の真相
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先日のこと、突然、広告代理店の関係者から連絡が入った。聞けば、あの宮沢りえのCM撮影が急遽、延期されたという。しかも、かなり先の収録日程なのに、りえサイドから要請がきたというのだが、芸能取材に携わるものだったらすぐにピンとくるだろう。
12月5日に亡くなった中村勘三郎さんの死去のショックを受けてのことなのだろうと容易に想像できる。かつて二人は不倫関係にあり、勘三郎さんが勘九郎時代の1994年9月、京都のホテルで一緒にいた直後に、りえが手首を切り「自殺未遂騒動」が報じられたこともあった。
自殺未遂は両者ともに否定したが、不倫関係はまさに「公然の秘密」だったのだ。
その後二人は破局したものの、友人の大竹しのぶや野田秀樹などを通じて交友は続いていた。愛情は冷めても役者としての親しい関係はずっと続いていただけに、複雑な胸中だろう。
そんな、りえは勘三郎さんの通夜でも気丈な姿を見せた。だが、その憔悴ぶりは一目瞭然だった。
くしくも、りえは勘三郎さんの死去直前に、実業家男性との離婚を報じられたばかりだった。3歳になる一人娘の親権は、あくまでりえが持つようだが、子供と父親が会えないようにしたいりえ側と、父親側の主張が並行線をたどっているのだという。
そんな矢先での盟友≠フ死去も加わり、りえ自身がナーヴァスになっているとの声もある。
「今回の勘三郎さんの死去で、娘が誕生して以降、酒量を制限していた彼女も、芸能界の関係者と思い出話をしながら随分と痛飲したようです。もともと彼女は、プライベートと酒の量が相関関係にあると言われている。周囲に男がいないと、つい飲みすぎてしまう。かつては、りえママがコントロール役をしていましたが、今は一人酒を飲む機会も多いと言います。周囲もまた酒に溺れてはいないかと心配していますね」(芸能記者)
ただ救いなのは、りえにそっくりともいわれる娘の存在だ。
「オフのときは、とにかく娘と一緒にいる時間を最優先。朝起きてから夜寝るまでずっと話したり散歩に出かけたり、一卵性親子≠ニもいわれるほど。まるでかつてのりえママとの関係をほうふつさせますが、むしろ、親子というより友達感覚で付き合っているみたいです。目下、数少ないりえの理解者ですね」(前出・芸能記者)
相次ぐ身内との別離を支えるのは、かけがえのない娘の存在というのは、離婚騒動の渦中の彼女には皮肉と言えそうだが…。
2012/12/14
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