<<ほぼ日替わりコラム>>
フジテレビ黄金時代の面影なし?長寿番組終了のウワサ
はるか
はるかです。年末年始は、いろいろテレビ局を回る機会があったんですけど、局によってずいぶん雰囲気が違うので驚かされました。
なんと言っても、テレビ朝日が開局以来初の年間プライムタイム(午後7時から11時)の視聴率が首位になったことで、ムードがすごく活気づいています。社内は全体的に白を基調としているんですけど、壁一面には、新番組のポスターがぎっしり。そこに、高視聴率を獲った番組は、視聴率の書き込みがあったりして、テレ朝を訪れた人はみんな圧倒されますね。
一方、かつてイケイケぶりでは群を抜いていたフジテレビは、その面影もありません。といってもフジテレビのいい時代って、私はこの業界にいなかったので知らないんですけど(笑)。朝に顔を出すと、社内のデスクには徹夜で疲れ果てたスタッフがゴロゴロと寝込んでいるんですけど、その人数がますます増えていますね。きっと少ない人数で、番組を制作しているんでしょうね。
その点、テレ朝はすごくシステマチックに番組を作っているので、誰が作っても大きな違いにならないように、番組の制作会社がうまくマニュアル化させていて、昔みたいに徹夜することが少なくなっているみたいです。というか、社内の人数がメチャ少ないんです。ちょっと夜とかは節電で電気も少なめで怖いくらいなんですよ。
あと、かつては経費が使い放題みたいなフジテレビも過去の話で、相当、厳しくなっているみたいですね。昨年のアナウンス部の忘年会が、社員食堂で行われたことが話題になっていますけど、番組制作でもこれまで定番だった出演者へのお弁当が一部で廃止されたりしています。
とりわけ締め付けが厳しいのが、朝のワイドショーの「とくダネ!」。だって出演者にお弁当はなくて、食堂の食券が一枚渡されるだけ。お茶も置いてなくて自腹だとか。とにかく、平日毎日放送する番組だから、ちょっとした経費の差が、かなりの金額になるんですって。皆、スタッフも不満タラタラみたいです。だったら、大物司会者を交代した方が、ずいぶん経費が抑えられると思うんですけどね…。
ダウンダウンの「Hey! Hey! Hey!」も結局、司会のギャラが高すぎて番組が終了した典型的なケース。昔からテレビ局に出入りしている芸能プロの関係者の人は、秋に長寿番組が終わると見ているみたいですけどね。次は「いいとも」と「とんねるず」と言われていますけど…。今後も情報があったらお伝えしますね。
2013/1/14
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