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AKBの高度なスキャンダル戦略、その真実
はるか
はるかです。最近、何かとAKBのスキャンダルが話題になっていますが、皆さんは、不思議じゃないですか。突然、坊主になったメンバーがいたかと思うと、片や左遷されるメンバーもいたり…。

その仕組みってちょっとわかりづらいんですけど、裏チャンの読者の皆さんにお教えできる範囲でお話します。ただ、あくまで特定のケースでなくて、一般論として聞いてくださいね。

私が聞いた話では、AKBのメンバーがスキャンダルが報じられたときの対応って、プロデューサーの秋元康さんをトップとする数名のチームがすべての決定をするようなんです。それなので、各メンバーが所属しているプロダクションの担当マネージャーや幹部クラスは、その処分がどうなるかわからないので戦々恐々。しかも突然処分を言い渡されたり、極端な例ではメンバーの卒業まで決めてしまうという仕組みは、ある意味、残酷に見えますが、特定のメンバーや事務所の意向が反映しないようにした配慮なんですって。

たとえばこの前、突然発表された板野友美ちゃんのAKB卒業も、関係者には前日に情報が解禁されることが伝えられたとか。もともと、ともちんは1年以上前からソロでタレント活動したい意向が強かったのは周知の事実だったんですけど、この卒業時期をすべて決めるのは、このAKBのトップなんです。本来ならタイミング的にはもっと遅かったようなんですけど、直前にいろいろなスキャンダルがあったようなので、そのバランスをとる意味で発表したみたいですね。

かつては、週刊誌にAKB関連のスキャンダルが出てしまった際に、AKBのスタッフサイドが対応してしまうと「スキャンダルを認めてしまうことになる」と黙殺していましたけど、ここにきて徐々にそのスタンスを変えつつあります。

スキャンダルもうまく転がしていきたいという思惑もあるみたいですけど、正直、どうでしょうね。これまでAKBのスキャンダルを自粛していた週刊誌も水面下で、主要メンバーについてリサーチしているみたいだし、ある意味、AKBの今後は注目かもしれませんね。
2013/2/11


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