<<ほぼ日替わりコラム>>

マツコ・デラックスの人気の秘密はハンパないアレ!
はるか
はるかです。最近、話題になっていたのが、みのもんたさんの謝罪会見ですね。一部で報じられていますけど、みのさんはTBSの大株主でもあるので、今後の対応にかなり苦慮しているみたいです。そこで、苦肉の策として、来春に新番組をTBSでスタートさせるとか。情報系の番組で、日曜日の朝の放送とかが検討されているみたいです。

その一方で、突然、番組が休止になったのは、マツコ・デラックスの番組「マツコの日本ボカシ話」。どうも内容に問題があったみたいですけど、不思議とテレビ局内部ではマツコさんの悪口って言う人がいないんですよね。テレビでは露悪的な話をしますけど、繊細なのが人気の秘密。私もタレントが共演して、収録に同席した経験がありますけど、まあカメラが回っていない時の気遣いがハンパじゃない。

楽屋への挨拶は先輩はもとより年上には必ず訪れるのがマツコ流。最近では、文化人というか一般人みたいな素人みたいな出演者でも年上では、絶対に出向いて挨拶するんです。

実は、そこで出演者のコンディションとかも確認しているみたいで、収録の合間には「体調は大丈夫ですか」と声をかけたりしていますね。たまにタレント自身のマネージャーが気づかなくて、マツコさんの方が先に気づくことがあるんです(笑)。

また得意の毒舌も終わった後には必ずフォロー。「バラエティ番組なので厳しいこといいますけどすいませんね」と声をかけるんです。これに出演者もみんなマツコさんのファンになってしまうんですね。素人出演番組だとよく出演者がかんでしまったり、言葉に詰まったりして収録が中断することもある。そうするとフロアディレクターが怒ったりするんですけど、「そんなの編集で切ればいいじゃない。素人さんは、ちゃんとできないのが持ち味なんだから、このままでいいのよ」と収録をそのまま続行することもあります。

そういう番組の出演者や進行に対する真摯な取り組みが、実はマツコさんの本当の人気の秘密なんです。日テレからテレ朝まで満遍なく自分の冠番組がもてるのは、スタッフの中にマツコシンパが各局にいるからなんですよ。パートや幼稚園でも最近は、周りの人との付き合い方に悩んでいる人も多いかもしれませんが、マツコさんまでとは言わないけど、気を使いながら自分の味方を増やしていくという処世術はぜひ見習いたいものですね。

TBSも、番組が休止しても企画変えて、マツコさんが出演するみたいです。
2013/11/4


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