<<ほぼ日替わりコラム>>
南野陽子、深刻苦悩…介護の父と夫の泥沼確執
4様
先日のこと、南野陽子が父親の介護をしていることが、一部の女性誌で報じられた。この記事によれば、高齢の父親を、オフの時に南野夫婦が都内のマンションに呼んで、介護しているというものだった。以前には、父親とかなり深刻な確執があったが、恩讐を越えて父娘が歩み寄ったというストーリーだ。
だが、この話には後日談がある。実は、南野の父親と、夫の仲がかんばしくないというのだ。
南野家を知る関係者が明かす。
「もともと南野家は亭主関白で、父親の鶴の一声で『右向け右』と言えば、妻も一人娘も従わざるを得なかった。ところが、唯一、その父親に反抗したのがナンノ本人だった。芸能界入りに執拗に反対されたが、彼女は押し切った。その代わり、事務所の社長には父親が就任。ことあるごとに、ぶつかって、そのしこりは長期にわたりました」
その両者のクッションの役割を果たしたのが、母親だった。だが突然、母親が亡くなったことで、空中分解してしまう。2年前のことだった
「ナンノちゃんは『南野陽子の母』として華やかな事が大好きだった母親のために、華やかな葬儀にしたかったという希望があった。ところが、父親は『陽子の母かもしれないけど、オレの妻でもある。オレの希望を入れて、ひっそりと身内だけで送ってあげたい』と言い、結局、淋しい葬儀となってしまったことが決定打となった」(前出・知人)
だが、こうした状況が一変するのは、父親の健康状態の悪化だった。
関係者が続ける。
「父親はずっと足腰が動かない病気で兵庫の病院に入院し、母親が付き添っていたんです。母親が亡くなった後は、付き添いを親類の人とかに頼んでいましたが、親類も『いつまでも面倒は見られない』という事で、南野が一度は東京・佃の自宅マンションに引き取りました。だが、夫との折り合いが悪い。そもそも父親は結婚に大反対でした。『あんなインチキ野郎』とも言っていたのが、尾を引いている」
現在も板ばさみになっているのは、南野本人だ。
「一番頼りにしていた母親が亡くなり、父親は病気。南野って若い頃はかなりつっぱっていたので、古くからの頼れる業界関係者はほとんどいないんですね。それだけに、今は精神的には夫に頼っている。本当は夫が、父親の世話をすればいんでしょうが、一緒にいてもお互いに会話も交わさない仲だけに、それは無理。南野は仕事で面倒を見られないし、仕方なく介護施設に預け、休みの時、南野だけ会いに行っているようです」(前出・知人)
今や数少ない身内だけに、いくらこれまでの因縁があっても介護したいというのが娘心だ。だが、夫との関係も大事にしたい。南野というかつてのトップアイドルも、他の家族同様、夫と父親の間で揺れ動いているのだ。
2013/12/13
■芸能!裏チャンネルTOPへ
(c)StockTech.Inc
(c)Time Inc.