<<ほぼ日替わりコラム>>
宝塚卒業21歳女性のAV女優転身ウラ事情
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先日のこと、宝塚音楽学校卒業生の21歳女性がAV女優に転身すると、女性週刊誌で大々的に紹介された。
最近では、女性週刊誌でもAVについて触れる機会が増えつつある。しかし、大々的に2ページに渡って一人の新人AV女優をクローズアップしているケースは珍しいといっていいだろう。
それもそのはず、このAV女優は、宝塚音楽学校を入学から半年で退学。その理由は万引きなどが理由とされたが、当人は「そんな事実はない」と訴訟を起こした。最後まで、同級生のやっかみによるウソの告発だったことは認めなかったものの、調停は2010年に和解が成立。その際、卒業資格を認めるものの宝塚への復学の道は閉ざされてしまったのだ。
だがその2年後、まさかのAVデビュー。しかし、現実的には「宝塚」という名門ブランドの名前は使うことができない。そこで苦肉の策として、ニュースの体裁で、AVデビューを大々的に紹介してもらったのだ。だが、ここで予想外の事態が起きた。女性週刊誌を見ていたAV女優の地元の関係者が、母親に週刊誌を見せたところ、大問題に。本当なら、宝塚を嫉妬で追われ、心機一転してお芝居の勉強のために上京したはずが、まさかAV女優となっていたことに心を痛め、あわてて娘を呼び出したという。
事情を知る関係者が言う。
「もともとAV女優の家族は、母子家庭で母親が女手ひとつで育ててきた。娘が宝塚に入るために、習い事もさせてきた。その挙句、予告なしのAVデビューに烈火のごとく怒った。そこですぐメーカーに問い合わせたほか、写真集の出版差し止めを求めた請求もしたといいます」
かくして、前代未聞のいじめ裁判の当事者のAVデビューというビッグニュースは水泡と化した。だが、出版差し止めは認められず、写真集は発売された。
「一部では、宝塚がAVメーカーに圧力をかけたという噂もありましたが、まったくのデマ。宝塚にしてみれば、もう済んだことで話題にすらしてほしくないというのが本音。今回のケースは宝塚にとって寝耳に水で、あるネットニュースサイトの指摘で初めて事態を把握したみたいですね」(前出・関係者)
だが、社会問題になっているいじめの被害者だった女性が有名になりたかったとはいえ、このような形でクローズアップされてしまうとは、あまりにも皮肉といえよう。
2013/12/20
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