<<ほぼ日替わりコラム>>

中山美穂、金の切れ目が縁の切れ目
4様
「もう家にいると煮詰まっちゃうのよ。日本は震災の復興も早いしそろそろ潮時かしら」

2012年、女優の中山美穂が、帰国中に知人との食事会で漏らした言葉だ。それから2年後、くしくも中山美穂の帰国は、夫の辻仁成との離婚でかなうこととなった。

すでに二人の離婚は、広く報じられているが、その理由に挙げられている、夫の中性化が話題になっている。

それは、夫の辻が、バンドを再開するにあたって髪の毛を伸ばし始め、すっかり中性化したことに中山が嫌気がさしたことがきっかけとされる。

「辻は、日本での仕事のオファーが徐々に減っていることに危機感を覚えて、バンドをスタートさせたんです。ところが収入が入るどころか、出費がかさむばかり。仕事がないときは、自宅で中山に代わって家事をするものの、仕事がないので、いつも自宅で家族べったり。最終的には、八方塞になり中山が逃げ出すような形で日本の帰国を決意した」(芸能関係者)

そもそも出会ってから8ヵ月で結婚。その後はフランスのパリに生活の拠点を置いた中山だったが、フランスでの生活はなじめなかったようなのだ。

「中山はフランスでも日本人のコミュニティに属し、元TBSの雨宮塔子など、ごく少数の人としか付き合わなかった。フランス語も全然覚えることができず、結局は、自宅の庭で家庭菜園に精を出す生活。たまに日本に出稼ぎに来ていて、悠々自適に暮らしていたが、夫の辻の稼ぎが悪くなるにつれて夫婦関係にも溝が生じていた」(在パリジャーナリスト)

まるで先にレポートした原田知世の離婚とまったく原因がダブルのだ。「金の切れ目が縁の切れ目」ということのようだ。

「中山のバックでは大手出版社社長が、今後の戦略をすべてお膳立てしています。離婚直後のタイミングでのドラマのシングルマザー役の発表に加えて、夏には離婚のことも綴ったエッセイが出版される予定。ただ、離婚はほんのちょっと触れる程度で、彼女の最近はまっているエコロジー的な内容が中心になるとか。今後は、女優はもとより、作家として、身辺雑記のエッセイにも興味を示していますね」(出版関係者)

一方、見捨てられた辻は「晴天の霹靂」から立ち直れそうにない。

「実は、バンドにかなり入れ込んで貯金もままならず、ミポリン頼みだったのがこの有様ですからね。作家の仕事も頭打ちで、プランとして出ているのは、かつてのエコーズの復活ぐらい。ですがもともと、カルト的な人気だったので、それほど稼げそうもない。また、女性に食わしてもらう生活に逆戻りするしかないでしょう」(音楽関係者)

前途洋々の元妻に対して、落ち目の元夫という結末に落ち着きそうだ。
2014/4/11


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