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明菜、復帰遠のいた!一番の理解者が…
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ここ最近、女性週刊誌上で、中森明菜の近況を取材している記事が目につく。たまたまある週刊誌の関係者とその話になると、「やっぱり読者世代には、明菜という名前は圧倒的なネームバリューがあり、関心も高いんですよね」と語っていた。その姿は2010年から、まったく目撃されていない。

都内にある明菜のマンションでも彼女の姿は、まったくと言っていいほど近所の人も見ていないのだ。
「明菜さんを見たのは、もう5年以上も前。この辺にまだ住んでいるの? じゃあ、外出していないんじゃないの。出歩いていたら、すぐにばれるわよ」
と、近所の人も不審がるほどなのだ。

現在、明菜はマネージメントを担当する男性と同居中。しかし、マンションの上下のフロアに別々に部屋を借りて行き来しており、明菜のコンディションが悪い時には、顔をあわせないことすらあるというから、あまりにも不思議な同棲生活といえよう。

「以前に交際が取りざたされた神主との関係も雲散霧消してしまい、本命はこのマネージャー氏に絞られている。しかし、同居していてもあわない日もあるというし、仕事の打ち合わせもままならない日もあり連絡が途絶えがちなこともある。となると、マネージャー氏との結婚はもとより、芸能界復帰もまだ厳しいのではないか?」

この連載では以前に、民放からのドラマオファーについて書いたことがあったが、明菜本人は歌手としての復帰がまず大前提。しかし、それ以前に、人前に出ることさえままならない状況が一番のネックになっているのだ。
「明菜さん自身は以前に比べて、かなり体調的にも体力的にも戻ってきているとの説明は、マネージャー側からレコード会社側にあるみたいです。しかし、まったく、人前に出られるかと言うと、対人恐怖がまだあるみたいで、それが難しい」(芸能記者)

しかもここにきて、一番の理解者であるレコード会社の取締役もライバル会社に移籍。これが、明菜の復帰にも暗い影を投げかけている。
「明菜のレコード会社にしてみれば、明菜がニューアルバムを出すよりもベスト盤の方がビジネスになる。これは明菜に限らず、ベテランアーティストに共通のレコード会社の売り方。それだけに、予算のかかるニューアルバムのリリースに対し唯一の理解者が、他社へ移籍したことで、ニューアルバム制作という復帰の目標も消滅。明菜自身は、派手な生活をするわけでもなく、生活自体はできるので、このままでは休養期間がますます延びることになりそうです」(音楽関係者)

完璧なコンディションでの復帰を目指す明菜と、過去の栄光で商売につなげたいレコード会社の方針は交わることはない。このままズルズル復帰が長引いてしまうようでは、明菜の復帰は年内どころか、かなり先のことになりそうだ。

「唯一、アプローチをしているのが明菜の父親。ところが、この申し出も拒否して音信不通の状態のまま。父親も高齢なことから、和解がなければ、ますます公の場に出ることが少なくなるかも」(芸能記者)

マスコミの明菜待望論は、高まるばかりだが、本人を取り巻く環境が激変する中で、そのタイムリミットは近づいているように見える。鉄のカーテンに閉ざされた明菜はこのまま、芸能界からフェードアウトしてしまうのだろうか。
2014/5/2


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