<<ほぼ日替わりコラム>>

男前・山田邦子、2丁目豪遊録!笑いのためなら…
クロコママ
いらっしゃい。今日もサービスするわよ。2丁目の世界では、縁の薄い世界と濃い世界があるのよ。中でもプロレスラーとお笑い芸人さんというのは、お得意様のお客さんが多いわね。

中でも同性(?)の山田邦子さんは、豪快な飲みっぷりで明るいキャラクターで、名物だったのよね。ワタシのお店には来なかったけど、知り合いの店には、後輩を連れてよく遊びに来ていたのね。まあそれが、声が大きいのよ。意外にも下ネタも好きだし、まわりにいるお客さんを巻き込んで、そのうちゲイバーで、邦ちゃん司会で番組をやっているような気分よ。
たまたまワタシが居合わせたときも、「オネエの恋の話」なんて、ワタシに話が振られたかと思うと、ボトルを注いでくれて、ついぺろりとしゃべったら、最後は、わざわざワタシの席までやってきて「ごめんね、面白おかしくしゃべっちゃってね〜」なんて、感激したわ。

それがもう10年近く前になるかしら。でもその後、07年に乳がんになって2度の手術も経験。病み上がりだともう、2丁目にも顔を出さないと思ったら、頻度こそ落ちたものの、相変わらず夜の街に繰り出しているみたい。知り合いの店にも相変わらずくるみたいよ。それで、そこのママは邦ちゃんの肌のきれいさにいつも驚くのよね。

「何、整形しているの。でも顔がでかいから、整形していないわね」
なんて言いながら、それを聴いている邦ちゃんも大爆笑。そんな丁々発止が、ちょっとしたバラエティ番組にも反映されているのよ。でもそこの常連が言うのよ。
「邦ちゃんにお笑いの話をしちゃだめだよ。マジでずっと話しているから…」とホントは、過去の「やまだかつてないテレビ」のこととか、プロレスの裏話とかしたいんだけど、まあ難しいわね。でもプロレスは今でもしょっ中、観に行っているみたいだからいいけど、お笑いにはこだわりがあるからダメなんですって。楽しいけどね。

でも病気をしても明るく楽しくがモットーの芸人さんって、同じオンナとしてもうらやましいわ。一緒にいるのも、芸人さんはもとより、若手の後輩の俳優さんとかイケメンもいるのよ。彼女の持論は、「笑いのためなら死んでもいい」って男前そのもの。ダンナさんとも公認で2丁目に繰り出すなんて素敵よね。

最近の芸人さんは酒も飲まない人も多いから、もうちょっと邦ちゃんを見習って欲しいわね。人気が長続きしないのは、夜の街で色々勉強をしないからよ。少しでいいから、投資もしないと人気稼業は続かないものね。
2014/5/3


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