<<ほぼ日替わりコラム>>
デヴィ夫人の秘密
はるか
はるかです。久々に強烈なオーラを感じることがありました。テレビ局の廊下で、あのデヴィ夫人と遭遇したんです。デヴィさんって、まったくお付きの人がいなくて、一人でゴージャスな服装で歩いていたんですが、かなり先から、なんだかわからない気配を察知したんですね。そうしたら、香水の匂いがフワリと漂うとデヴィ夫人登場。その貫禄には、つい平身低頭で挨拶しちゃいました。
でもデヴィ夫人ってバラエティ番組ではなかなかの問題児。昨年には、タレントの小島瑠璃子ちゃんが、デヴィ夫人がポールダンスを特訓したにも関わらず、優勝に選ばなかったことに激怒。その後、小島ちゃんがお詫びしたかと思えば、今年に入って番組収録時に素人女性に平手打ちしたことも話題になりました。
それでもデヴィ夫人は今でも結構、バラエティ番組に出ているじゃないですか。すると、意外とスタッフ受けがいいらしいんですって。
「実は、デヴィさんは企画のほとんどにダメ出しをしないんです。『夫人、この映像が撮れれば視聴率取れますよ』というと『そうかしら』と上機嫌。ただ、スタジオでの収録では、高飛車キャラになりきっていて、結構、辛らつなこともいいますけど、収録が終わるとプロデューサーなどには『あんな感じでよかったかしら』と番組の出来を心配するほど。あの怒りキャラクターはむしろ、他の出演者に非がある場合が多い。中でもTBSには、デヴィ夫人もお気に入りの幹部がいて、社内では『猛獣使い』と言われていますよ」
というのは、私の旧知のテレビ局スタッフ。
確かに私も以前、担当のタレントがご一緒する機会あったんですけど、スタジオに置いてあったお茶を出演者に渡したりとフレンドリーなイメージがあります。そのスタッフも、あまりにもおおらかな一面にビックリしたことがあったとか。
「夫人は、着替えの時に、楽屋を開けっ放しにする癖があって、以前収録でスタジオに呼ぼうとして、楽屋にいくと、開けっ放しのままだったので、誰もいないかと思いきや、夫人がまさに着替え中。しかもドレスを着る前でノーブラでおっぱいまで見えてしまった。しかし、夫人は怒るでもなく『はいはい、すぐ行きますよ』と外で待たしてほどなくドレスで何事もなく来たときは、何文句言われるかドキドキものでした。たまに、付き人や周囲の関係者には説教しているんですが、そういうことがなくて意外。その後も同様のことが、2〜3回あって、どうやらそのあたりは無頓着なのがわかりましたね」
世間の評判よりもスタッフからの信頼。これが、芸能界を生き抜くために必要なんですね。今度、担当のタレントにも教えてあげなくちゃいけませんね。
2014/5/12
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