新装投稿!テリー塾

「介護の現場から一言」
滋賀県・ゆきんこ
20代前半・女性

私は現在、介護のデイサービスで働いています。

毎日送迎のため運転しているのですが、速度を守って走っていると、クラクションをならされました。

送迎では場所によっては路駐もしなくてはならないのですが、睨まれたり嫌な顔をされることもしばしば。お年寄りはペースもゆっくりで、急がせるわけにはいかないし、少しの振動でも骨折する方だっています。世の中、福祉に対して厳しいと思うことが多々あります。介護職員の確保が難しい今、国も厳しすぎる!



テリーのコメント


今週は医療と介護についての投稿が1本ずつ。

「コンクリートから人へ」というのが、民主党政権の売り文句だった。

必要度の低い道路や橋や建築物に巨額な税金を使って経済を回そうとするのはもうやめて、福祉や医療、子育てや教育に税金をシフトさせようというわけだ。

とくに老人介護の現場では、低収入で過酷な労働条件のなかでがんばっている人たちに、もっと手を差し伸べるような政策が民主党のマニフェストにも書いてある。

介護の現場に、もっと税金を投入して、雇用も増やす。いままで建設現場で働いていた人たちも、介護や福祉の仕事で生活できるように政治と行政が政策を積極的に進めていくと言っていた。

「政権交代して、たった100日やそこらで結果は簡単に出せないよ」というかもしれない。

しかし、かといって、

「いままさにそれを実現しようとして、こういう法案を準備している」

「こういう場所にこういう予算をつけて、こういうサービスを始める準備をしている」

という様子がうかがえるかといえば、それもまだ見えない。

以前もここで書いたが、米軍基地問題や政治とカネの問題も大切だが、医療や介護で本当に苦しんでいる人たちや「医療や福祉こそ、民主党に期待している」という人たちは、圧倒的に多数派だ。

ここに不満や不安や失望が広がれば民主党政権は、あっという間に終わってしまう。それだけは、まちがいない。
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