新装投稿!テリー塾

「デブをからかう人々」
福井県・まい
20代前半・女性

私は昔から太っています。小さいころから周囲の人に「また肥えた?」とか「体格いいね」とか言われ続けてきました。
何度か10キロ以上の減量をしましたが、1年ほどでリバウンド。就職後も、とくに男の上司や先輩方から体に関することを言われます。嫌で転職したいとも思いましたが、どうせどの職場に行ってもデブがからかわれるのは変わらないと思います。
何を言われても、ある程度は我慢しますが、体のことは本当に嫌なんです。昔からの経験で、上辺は仲良くしてても人に心を開くことができません。
やはり人の心理としてデブは、からかいたくなるのでしょうか?



テリーのコメント

今週は、太っていることで、イヤな思いをしている人からの投稿が2本。
そもそも日本人は、太っていないのに「自分は太っている」「ダイエットしなくちゃ」と思っている人が、すごく多い。
はっきりした数字は覚えていないが、ある統計によると「医学的には肥満ではない」女性の中で、「自分は太っている」と思っている女性は7割もいるという。
つまり、そのままでいいのに、「やせなきゃ、やせなきゃ」という強迫観念に駆られている人が多いのだ。
それは、先進国の間ではよく言われることだが、ファッションモデルの人たちがお手本になりすぎていることも大きな理由になっている。
テレビや雑誌などマスコミの影響で、「あんなにやせて、あんなにカッコよく洋服を着こなさなければいけないんだ」という刷り込み学習が一般女性に行われているおかげだというわけだ。
しかも、市販の洋服のサイズは、すべて「もっとやせなければ着られないよ」と言わんばかりの設定になっている。それで、ますます女性たちは「私は太っている」と思いこんでいくのだ。
まあ、ファッションのことは、さておき、もしその人が医学的見地からも、本当に太っていて、医者の立場からも、「健康のために、もっとやせたほうがいい」というのであれば、シェイプアップは必要だ。
毎日、食べすぎるほど食べて飲んで、不摂生で自堕落な生活をして、それでブクブク太っているなら、自分の人生のためにも節制してやせたほうがいいだろう。
私も10年前に比べれば12キロ以上、しぼっている。
あるとき、鏡や写真を見て、「これじゃあ、みっともない。見苦しい」と感じて、食べるのを我慢する習慣を身につけたおかげだ。
結局、やせてからのほうが体調もいいし、気分もいい。要は自己管理の問題だ。だれかに何かを言われるのは、きっかけにはなるかもしれないが、最終的には自分が自分の体をどうしたいか。それがなければ、やせようが太ろうが、すべてが苦痛になるだけだ。
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