新装投稿!テリー塾
◆「テレビが消されるとき」
佐賀県・おばば
40代前半・女性
年々、好き嫌いがはっきりしてきて、ワイドショーでも嫌いな顔が話題の中心のときにはチャンネルを変えますが、そこでもまたまた同じ顔が。そんなとき、テレビは消します。
たとえば、私は元横綱やボクシング一家が苦手。賛否両論あるのは当然だし、実際は好人物かもしれないとも思ってますが、なんだかテレビの報じ方が子供のケンカのお知らせ程度に感じられます。
もっと私たちが知らないけど頑張っている人、1人の力では実現できないけど、大勢の人が知れば叶いそうなこと、感動が伝わることの情報がほしいです。
地デジ対応、画像の質だけでなく内容の質も向上してくれることを望みます。意外とテレビ消されてますよ。

【テリーのコメント】
「私のコメントを聞いて、テレビ画面に向かって文句を言っているあなた、あなたにはテレビを消すという立派な権利があるんですよ」
かつて、久米宏さんは「ニュースステーション」のなかで、ときどき、そういっていた。
まったくそのとおり。投稿にもあるとおり、いやならテレビを消せばいいのだ。
でも、私たちテレビの送り手側は、いつでもこう思っている。
「楽しいテレビにしよう」
「いやなニュースばかり多いけれど、なんとか明るい話題をみつけてお茶の間に届けよう」
みんなからバッシングされている人の話題になったとき、犯罪者は別として、好き嫌いのレベルなら「この人のいいところはどこか」を見つけてやろうというふうに、まず私は考える。
いまや1億総評論家、日本人は人の欠点を見つける天才になってしまった。それはテレビの影響が大きいと思う。
たとえ暗い話題がつづくような世の中でも、せめてテレビは笑顔を届け、見る人も笑顔になれるメディアでありたいと私は思っている。
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