新装投稿！テリー塾
◆「はじめから嫌ってる人」
千葉県・みずほ
30代前半・女性
2007年、世間を騒がせた亀田親子と沢尻エリカさんのことです。
簡単に非難しているマスコミも、それに乗せられてる世間も何か変です。
両者ともに傍若無人ぶりが他の選手や女優さんと違う点が注目されていたわけで、それを散々取り上げ報道して持ち上げておいて、ちょっと想定からはみ出したら「世間の皆さんもかなり怒っています！」なんて。はじめから嫌っている人たちもたくさんいるキャラなのに、いまさらその人たちに意見を求めるのもどうかと思いますよ。
私はどちらもとくにファンでもないのですが、ボクシングにしても演技にしても才能も努力もしてきた方々だと思います。問題は世間一般とは違う生き方です。これは賛否両論があるのは当たり前です。
マスコミの方々はもう少しモラルや一貫性、責任を持って報道に務めてほしいです。世の中への影響力をもっともっと考えて！
【テリーのｺﾒﾝﾄ】
テレビは、いつの日からか芸能人やスポーツ選手をバッシングするのが役目になってしまった。
2007年、その標的になった「バッシング御三家」は、亀田一家、朝青龍、沢尻エリカだ。今週の投稿は、それについての賛否両論。
今回の投稿の中にもあるが、「マスコミの論調に乗せられるようにして、特定の有名人をおだてたり叩いたりしている人たち」については、私も考えさせられることが多い。
「有名人のだれかが失態をおかす→テレビがバッシングする→世論がバッシングする→世論のバッシングぶりをテレビが報じる」という図式のなかで、テレビは日本人を｢批判の天才｣にしてしまった。批判ばかり上手になって、誉めることや高く評価することが苦手になったのだ。
私はテレビの送り手側の人間として、2008年は「批判ではないこと」を伝えたいと思っている。バッシングなんかもう見たくない。楽しいこと、誉めること、喜ばしいことをどれだけ多く伝えられるか。それが私の役目だと思っている。
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