新装投稿！テリー塾
◆「私の深夜の楽しみを返して！」
東京都・りんこ
30代前半・女性
私は仕事柄いつも帰宅が２２時以降。ゆっくりテレビを楽しのは２３時から。仕事のことを忘れ、テレビっ子の私が楽しみにしてる大事な時間です。
なのに、なぜ？面白い番組は、いつの間にやらゴールデンへ。毎回残念な気持ちでいっぱいです！
もちろん、視聴率が取れる番組がゴールデンへ行ってしまうのはしょうがないことかもしれません。録画すればいい話なのかもしれません。でも深夜にやってて、深夜に見るからこそ面白い番組が、時間移動してしまうのは、やっぱり悲しいです。
こんな気持ちは、私だけでしょうか？
【テリーのｺﾒﾝﾄ】
見たい番組の時間に家に帰れなければ録画して、あとでゆっくり見ればいいじゃないか。というのは簡単だ。
でも、｢私は、こういう時間に、こういうシチュエーションで、こういう番組を見たい｣というのも、テレビを見る人の大切な楽しみなのだ。あなたの気持ちはよくわかる。
私は学生時代も社会人になってからも、日曜日の夜が大嫌いだった。
「ああ、もう楽しい日曜日も終わりか。月曜日にはまた学校に行かなくちゃ」と思うと、憂鬱になった。
そこで私はテレビマンとして、こう考えた。
「俺と同じように、日曜の夜に憂鬱な気分になっている人はきっとたくさんいるはずだ。だったら、そういう人たちが元気になるようなテレビ番組を日曜の夜に放送しよう」
そうしてできた番組が『天才たけしの元気が出るテレビ』だった。
この番組は日曜夜8時という時間帯で視聴者に見てもらうからこそ大きな意味があるわけで、それを録画して全然ちがう曜日と時間に見ても、まったく意味が変わってくる。
テレビを見る人たちのシチュエーションに応じたエンターテイメント番組は、たしかに録画では楽しみが半減することがあるのだ。
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