新装投稿!テリー塾
◆「警察官の嫁の悲しみ」
千葉県・あゆみ
20代前半・女性
私は警察官の嫁です。
「税金ドロボー」だの、「偉そうに注意するな!」だの、いろいろ言われている旦那を見ていて気の毒でなりません。
たしかに失礼な警察官もいないとは言えないですが、必死に働いて、1日中仕事して、休みなんてない月もあるんです!頑張っても頑張っても、旦那が報われてないのかな…と思うと悲しくなります。

【テリーのコメント】
今週は「税金を使う側」の人たちについての投稿が3本。
民間に属する納税者にとって、税金で運営されている組織や税金から給料をもらっている人たちという存在は、つねに監視するべき対象だ。これは宿命的に避けられないことだ。
「私たちは喜んで税金を払いますから、どうぞ公務員の皆さん、自由に使ってください」などと思っている民間人は1人もいないのだ。
「ちゃんと払うから、ちゃんと使ってくれよ」と全員が思っているし、
「何にいくら使ったか、ちゃんと報告しろ」
「何にいくら使うべきかをちゃんと任せられる人に投票する」
「不正がないかどうかを民間人に厳しくチェックさせろ」「もし不正があったら厳しく糾弾する」
という約束事を守らなければ、税金も国も成り立たないのだ。
ただし、投稿にもあるように、まじめにやっている政治家や警察官に「税金ドロボー」などというのは筋違い。
彼らへの敬意は払われるべきだが、国というシステムを健全化させるためには税金を使う人たちの不正や怠慢、ムダや浪費は徹底的に攻撃し、排除しなければいけない。
金融危機も深刻だし、景気対策も大切だが、心ある納税者の怒りの本体は、この税金ドロボー問題だ。これだけ長い間にわたって「財政再建」が叫ばれているのに進んでいないのは、結局、税金をムダなく使うための政策が実現できていないからなのだ。
解散総選挙が金融危機のおかげで先送り先送りになっているうちに、「選挙より景気対策」「財政再建より景気対策」というムードになりかけているが、目くらましを受けてはいけない。税金ドロボーを生まない国づくりを本気でやろうとしているのはだれが。それを見定めて私たちは解散総選挙に臨まなければいけない。
<<前へ 次へ>>
あゆみさんへのコメント投稿
あゆみさんへのコメント一覧
■芸能!裏チャンネルTOPへ
(c)StockTech.Inc
(c)Time Inc.