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「携帯電話の罪」
栃木県・ミニカ
30代前半・女性

毎日、ニュースで殺人事件の報道がありますが、携帯電話ができてからおかしくなったのかもしれません。

いまは小学生から社会人まで持っているけど、学生さんには必要なのかと思うときがあります。

世の中、おかしくなっていますよね。みなさんも明るい生活にしたいですね。



テリーのコメント


いうまでもないが、携帯電話そのものは便利で役に立つコミニュケーションツールだ。

携帯電話を問題視する議論の核心は「どう使うか」ということであり、「子どもの安全のための携帯電話使用のルール作り」ということだ。

子どもに携帯電話を持たせることには常に賛否両論あるが、ちょうど、つい最近、大阪の橋下知事が問題提起をしたばかりだ。
子どもによる過度の携帯電話の使用が問題になり、いじめや犯罪に巻き込まれる危険も増えているとして、公立小中学校への児童生徒の持ち込みを禁じるアピールを発表した。 

橋下知事は、

「携帯電話への依存度が高いと学習時間が少なくなるのは当たり前」

と学力への悪影響を指摘している。

「携帯は学校に必要ない。まずは家庭の責任だが、学校でも取り組む。弊害は是正する」

と言っている。

小中学生の携帯については、私も橋下知事の主張に賛成だ。

いろいろ用途はあるだろうが、子どものうちから携帯電話に触れる時間が増えすぎて依存度が多くなると、単純な話、他のことをする時間が削られてしまう。

なんたって携帯は便利だし、おもしろい。手持ち無沙汰のときでも携帯さえあれば時間をつぶせてしまう。

しかし、大人はそれでもいいが、子どもにとっては手持ち無沙汰の時間が必要だ。そういう時間に考えごとをしたり、街を観察したり、他の遊びを見つけたり、友だちや家族としゃべることが大切なのだ。

大人になれば否応なしに携帯は必需品になっていく。せめて子どものうちは携帯に触れない時間を確保して、自分で何かを見つけたり感じたりする力を身につけてほしい。
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