新装投稿!テリー塾
◆「若者の省略言葉」
徳島県・ソラマメ
10代・男性
最近の若者は、やたらと言葉を省略する気がします。
よく気になるのが「ありがとうございました」の省略言葉の「あーした」。
本当に感謝の気持ちがあるなら、ちゃんと「ありがとうございました」って言うべきじゃないですか?
僕は「あーした」なんて言われるくらいなら、お礼なんて言われない方がマシです!

【テリーのコメント】
いまや若者たちの省略言葉は日本語として市民権を得つつある。
大人のほうもそれをおもしろがって「それって、どういう意味?」と興味を示したり、自分も覚えて使おうとしたり。
ひと昔前の「チョベリバ」や最近の「KY」もそうだが、マスコミも喜んで使うから、そうした言葉はどんどん広がっていく。
しかし、時代時代で日本語が変質していくこと自体を私は否定しない。
もし紫式部や清少納言が林真理子や宮部みゆきの本を読んだら「何よ、この日本語は」と言うに決まっている。
時代が移り変わっていく中で、新しい言葉が生れたり言葉が略されたり乱れたりということは、快く思わない人がいたとしても、だれにも止めることはできないのだ。
ただし、省略語にかぎらず、いまの若者の言葉が、同じ世代にしか通用しない言葉になりすぎていることは問題だ。
少なくとも、世代がちがっても同じ時代に生きている人にはちゃんと伝わる言葉を使えなければコミニュケーションがとれなくなってしまう。
同じ世代の仲間にしか伝わらない言葉を楽しむのは自由だが、年配者や子どもにも通じる日本語を忘れてはいけない。
こんな当然のことができなくなっている若者が増えていることは大問題である。
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