新装投稿!テリー塾
◆「いじめを阻止した娘」
静岡県・ななるん
20代前半・女性
こんにちは。小学4年の娘のことです。
私はふだんから娘に「イジメられてる子がいたら助けてあげるんだよ!」と教えているんですが、先日、娘が「友だちを助けたよ!」といったのですごく嬉しかったです。
娘の友だちは小さい頃から髪が茶色で少し目立つタイプみたいで、年上の子に「おまえ生意気なんだよ!」と言われたり靴を隠されたりしたみたいなんです。
そこで、娘が「〇〇ちゃんは髪をそめたんじゃない!自然なんだからしょうがないよ!私の友だちをイジメないでよ!年上なんだから年下の子をイジメちゃだめなんだよ!」と言ったのだそうです。
私は感心しました。この世の中、イジメはたくさんあります。先生さえ見て見ぬ振りをする人もいます。いい先生もいますが。こういう勇気ある行動を見習わないといけないと思いました。

【テリーのコメント】
いい娘だね。母親の教育がしっかりしているということでしょう。
こういう親子の話や、こういう生徒がいる学校の話を聞くと、救われる思いがするのは私だけではないだろう。
いじめの話になると、かならず「昔も、いじめはあった」ということを言い出す人がいる。
たしかにそのとおりだが、いじめの質が陰湿になっているのも事実だし、見て見ぬフリの生徒や先生が増えているのも事実だ。
他人に対する関心が希薄で、クールな子どもが増えているというのは、いまの教育現場にいる人たちの共通認識だ。
そういう傾向が強くなってきた時代だからこそ、いじめがあっても顕在化しにくかったり、いじめがエスカレートしていったりするというところが、いまの問題なのだ。
いじめで苦しんだ経験がある人なら「たとえ、いじめられても、1人でもいいから救いの手をさしのべてくれる人がいれば、どんなに救われるか」ということをよく知っているはずだ。
まずはクラスメイトや同じ学校の生徒に対する関心を持たせることが必要だ。そこからしか他者への思いやりの心を育てることはできないのだ。
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