新装投稿!テリー塾
◆「住民にやさしくない役所」
千葉県・みさ
20代前半・女性
母が役所が管理している場所でケガをして手術をしました。役所は、自分たちの落ち度を認めようとしなかったり、「お見舞いに行く」と言いながら入院して二か月するのになかなか来なかったり。
保険屋さんも来ないので、私が電話したら最終的にキレ気味な態度で話してきました。
でも、やっと役所の方が来て、結局、9割負担してくれることになりました。入院費もバカにならないですが、一番見たかったのは誠意です。
いつでも上から目線な態度や自分たち側のことになると逃げ腰になるのが許せません。
お役所体質は、いつになれば無くなるのでしょうか?もっと地域住民に優しいお役所であってほしいです。
福祉に関しても、もっと障害者の方や高齢者の方に優しい案を考えてほしいです。

【テリーのコメント】
今週は医療、社会福祉についての投稿が3本。
このテーマは投稿数が常に多い。それだけ、地域医療の崩壊が深刻化している表れだ。
私は去年の暮れ、転んで腰の骨を折り、「半年間は仕事に戻れないかもしれない」というピンチに立たされた。
ところが、その道の専門家の先生を紹介され、1週間後には復帰することができた。
あのとき、私は「日本の医学はなんて素晴らしいんだろう」と実感し、感謝と感動の気持ちでいっぱいだった。
実際、私が診てもらった先生にかぎらず、日本には優秀な医師がたくさんいる。それを志す若い人たちもたくさんいる。
しかし、お医者さんの数が足りない地域が増えつづけていることも現実だし、いくら優秀で志の高い医師がいても、そのお医者さんたちを各地方に派遣するシステムを整備しなければ医療の地域間格差は広がる一方だ。
もちろんそれは国の仕事である。地方自治体では、「うちの市自体がつぶれそうなのに、市民病院の経営なんて手が回らないよ」というところがどんどん増えているのだ。
私だって、そういう町に住んでいたら、いまごろまだ車椅子で生活していたかもしれない。こんな不公平があっていいはずがない。
地域医療の整備と拡充をはかれないような政府は景気対策ができない政府以上に罪深い。
政治家たちにこういう話をすると、必ず彼らは「深刻な問題だと思っている。対策を進めている」と答える。
しかし、ぜんぜん手ぬるい。もっと急げ。もっと本気でやれ。みんなで、そう叫ぼう。
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