M川:どーも、副編集長です。
皆様、毎度のアクセスありがとうございます。昨日から始まりましたこの編集部日記ですが、昨日、編集長から「M川」というネームを頂戴いたしましたが、こんな謎めいたネーミングに似つかわしい人生送っております。
どこが似つかわしいかと言われればですね。ま、早い話が「女の色と男の欲」を生業にしてきたワケですよ。アダルトビデオ業界ってところでね。ま、これを読んでる方からすれば、この時点でどっちかっちゃぁ私なんざ「ゲス」な方に分類されるんじゃないかと思いますが、まぁ話を進めさせていただきます。
すごいッスよ、AV業界。作品作るにあたっては当然、女性の存在は不可欠なんで、候補の女性の面接から始まるんですけどね。ここじゃあえて詳しくは書きませんが、この面接ではフツーの会社でこんなことを聞こうもんなら、セクハラで訴えられること間違いナシ!ってな質問を次々ぶつけていくんですね。
ただ、女性もハラくくって来てるからなのか、余裕で答えてくれちゃったりするんですよね。で、最初はさすがにそんなこと聞いてるこっちも赤面モノだったのが、場数踏んじゃうとね…慣れってのは恐ろしいもので、女性いわく、やれ「現在、不倫中」だの「風俗で働いていた」だの「Mッ気」あるだの「乱交が好き」だのね、もう、そういうの聞いてもなんとも思わなくなってくる。
それを聞いて興奮してたら身がもたない。ってのもあるけど、ある意味「職業病」なんですな。逆に言うとオトコの楽しみとしての何分の一かは確実に失ってますよね。だって、そういうの聞いて「ときめく」ところがないんですから。
「ときめく」ことはなくなったけど、そんな話しを聞いて「引く」ということもなくなりました。「そーいう女性もいるんだ」と自然と思えるようになってましたね。だから、いまはもう女性からどんな秘密を打ち明けられようと必要以上に興奮もしなけりゃ、引くこともない。自然体で受け入れられるようになっちゃった。
立川談志という落語家がいるんですがその方がね、こんなこと言ってるんですよ
「落語は人間の業の肯定である」
って。
そう考えると、人間の性や性癖に対する私の姿勢もその一種「業の肯定」なのかな…と思っちゃいます。
とここまで書いたところで、実際の撮影現場の話を書いてないことに気づきましたが、それはまたリクエストなり機会があるなら、書きたいと思いますので、本日はこの辺で…
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