ゴンゾー:和泉はリングに上がるな!
今日からたまに編集部日記へ殴り込むことにした営業のゴンゾーです。上品な文章は書けないですが大目に見てやってください。よろしく。
なぜ今日ナオPに出番を譲ってもらってまで殴り込むことにしたか。和泉元彌がプロレスやるってニュースが飛び込んできたからだ。
冗談じゃねぇよ。
古いと言われようがなんだろうがプロレスは単純に身体のデカイ男同士がぶつかり合うところに迫力があったり、軽量であれば鍛え抜かれた肉体と技術で高度な攻防を見せるところに魅力があったりするもんなんだ。
どんなにプロレスがエンタメ化してもな、ルー・テーズの時代からWWEの時代までそこんとこは変わんないし、変えちゃいけないんだよ。
アレンジの範囲でありゃオイラもゆるすよ。"駅の立ち食い"だろうが"老舗の手打ち"だろうがそばはそばだ。けどな、そばからそば粉を抜いたらそばじゃないだろ。牛丼の肉が牛じゃなけりゃ牛丼じゃないだろ。
リングは素人の上がる場所じゃない。
和泉は最初躊躇していたのを、主催のDSEが熱心に口説き落とした。「能楽とプロレス」が融合するかのように言ってる輩もいるようだが、んなもん融合するかよ。最初から最後まで別モンだろが。
プロレスイベント「ハッスル」の売り文句は「プロレスをより進化させたファイティング・オペラ」だそうだが、ちゃんちゃらおかしいぜ。あんたらのお遊戯に都合よくプロレスの名前を使うんじゃねぇよ。堂々と「プロレスごっこ」とでも名乗ってみたらどうだ?
昨今の格闘技ブームでプロレスから真剣勝負幻想が失われ(格闘技の興行が真剣勝負かっていうと?だがな)、業界の流れがショーアップに傾いてきたのは事実だ。だが、それでもプロレスはプロレスだ。守らなくちゃいけないもんがある。
レスラーや興行会社が守らないなら、オレはファンとして自分のプロレスを自分の中だけでもいい、一生守り続けるぜ。
《前へ 次へ》
■芸能!裏チャンネルTOPへ
(c)StockTech.Inc
(c)Time Inc.