マロン:とってもキレイな春の雪

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写真はV6「Orange」初回盤についてたバンダナ!ワタクシ「Orange」大好き♪エンドレスでリピッても飽きないわ。…なんて出だしなのに、今日はV6のお話じゃないの(汗)

妻夫木聡&竹内結子「春の雪」、観てきました。

三島由紀夫が晩年に書いた長編「豊饒の海」の第一巻が「春の雪」なのネ。ワタクシ三島って「金閣寺」しか読んだことないけど、興味はあったの。

興味を持つ発端は、篠山紀信さんの写真集「三島由紀夫の家」。大森鹿鳴館と呼ばれ、ビクトリア調コロニアル様式の豪邸なんだけど、異空間って感じのものすごい家なのよ!

「春の雪」は、衣裳とか、大正のお邸とか、風景の映像が底知れぬほど美しい!とくに馬車での雪見の場面は、息がとまりそう(最近ワタクシ、睡眠中に時々呼吸がとまるみたいだけど=カミさん談)

一途というにはあまりにも一途な竹内結子演じる名門華族の令嬢・聡子(さとこ)。ブッキー演じる幼なじみで侯爵家の子息・清顕(きよあき)。
この2人の純愛物語なんだけど、とにかくこの映画はストーリーより映像の美しさにつきるわ!もーね、それだけで観る価値あり。

2時間40分ぐらいの長さでリズムもゆったりしているけれど…文学苦手〜!って人も、映像の美しさに酔えることは間違いなし!

カメラは、ウォン・カーウァイの「花様年華」などで知られる台湾の名カメラマン、リー・ピンピン。アンリ・ドカエなんかもそーだけど、名カメラマン撮影の映画って、映像の力で楽しめちゃう。映像がストーリーを紡いでる感じ。

行定監督の作品としては、ワタクシこちらのほうがセカチューより好き。セカチューより「世界の中心で愛をさけぶ」って感じよ。

こうして映画を観れるのって、幸せ♪いつまでも映画を観ていたいです。

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