マロン:名アナに降りてきた言葉

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(ハシゴをのぼるサンタ 撮:マロン)

トヨタカップにワールドカップ組分け発表…来年6月までは頭の中がサッカー浸けな人も多いんじゃない?トヨタカップは上戸彩ちゃんがマスコットだけど、きのうテレビ見てたら福田沙紀ちゃんが代わりに出てて、彼女もサッカー大好きなんですって?

現役で社会人サッカーしてるミーヤはじめサッカー好きの多い裏チャン編集部も、なにかとサッカー話に花が咲いてるわ!

ワタクシも子供のころからのサッカーファン。当時はテレビ番組も東京12チャンネル「三菱ダイヤモンドサッカー」ぐらいしかなかった。

スポーツの中継って、アナウンサーによっておもしろさが左右されるわよね。
「うざ〜い!実況なんていらない」なんて思うこともあれば、つまらない試合も最後まで楽しめちゃうことがある…

「三菱ダイヤモンドサッカー」の金子勝彦アナウンサーは、オープニングの口上が決まっていて、「サッカーを愛する皆さん、ごきげんいかがですか」から始まるの!これがね〜、当時日本ではマイナーで肩身のせまかったサッカーファンにとっては、キュン♪となっちゃう一言だったのよネ。

なにしろスポーツ店へ行っても、極端にいえばミカサのボールやアディダスのスパイクぐらいしか置いてなかったような時代でしょ。そんな時代に、金子アナの名調子で世界のサッカーを見ることができたのは、当時のファンにとっては宝物だと思うわ。

「スコールに洗われたジョホールバルのピッチの上に、フランスへの扉を開ける1本の鍵が隠されています。ラルキンスタジアムのこの芝の上で、日本代表は、その鍵を必ず見つけてくれるはずです」
…これは、日本がワールドカップ初出場を決めた97年のイラン戦で、NHKの山本浩アナが語った言葉。山本アナもまた、サッカーが日本でマイナーな時代からサッカーを愛しつづけてきた名アナ。

同じ試合で、たしか延長の開始直前、ピッチ上に集まった選手たち、スタッフたちの姿が画面に映し出されて、そこで山本アナのスポーツ中継史上に残る名言が生まれたのよ。
「いま、グランドに立っている彼ら。彼らは、彼らではありません。私たち自身なのです」

狙って出てくる言葉じゃないのよネ!サッカー愛のあるアナウンサーが、天から降りてきた言葉をその場で感じとって伝えてくれた…そんなカンジ。

今度のワールドカップも楽しみだわ!

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