ペー:この不届き者!取材現場はいつだって戦場!

熱愛、結婚などの華ネタはもちろんのこと、先日、詐欺罪で起訴された小室哲哉被告などの事件性の高いネタの取材現場では、各社が競って細かなネタをもらさず拾う、あるいは、決定的写真を撮るべく、異様に殺気だった空気になるのは当然のこと。しかし、通常の会見、イベント取材でも、そこまでの殺伐さはなきにせよ、細かい席取りなど戦いはあるものです。

ついこの前、高橋克典さん主演の映画「特命係長 只野仁 最後の劇場版」のキャバ嬢限定試写会の取材に行ったときのこと。この日は、一日全体を通してイベント数がそう多くなかったこともあり、予想以上の報道陣が集まっていました。受付時間通りに行ってスチール(写真担当のカメラマン)15番目。まあ、すごい取材になるとその時間帯ですら30番、50番になるような取材もあるので、まあまあというところでしょうか。

たいてい受付場所から会場のスチールエリアに到着前後が勝負の瞬間。順番どおりに公平に席が決まれば平和的でスムーズこの上ないのですが、場所が狭かったり、会場がステージから左右に長かったりすると、左右のいい位置での争奪戦がはじまります。少しでもいい写真が撮れる位置をって具合です。

普段はどちらかというと争いを好まないタイプのワタクシ、ペーでさえ、その瞬間ばかりは心が殺気立ってきます。ときどき、順番を追い越してしら〜といい席に紛れ込む輩もいるわけで…。いってみれば朝、夜の通勤電車にホームで並んでいるのと同じような心境でしょうか。後から来たひとのほうがいいポジションにいるって、なんとなく気分悪いじゃないですか。

ってなわけで、その日はたまたま奥のほうの意外に埋まっていない穴場スペースを見つけたペーでしたが、いざ、席をとろうとすると、背後から、「そこオレが座るからっ!」とあるベテランカメラマンの声。コワ〜と思わず、「どうぞ、どうぞ」なんて弱気になっちゃいました。「なに!」みたいな感じで睨み付けたかったのではありますが、カレの荒立った気持ちもよくわかるので、その思いはぐっと内に秘めざるをえなかったわけです。でも言い方があるだろ〜という気はしますがね。

そして、この日はもうひとつの争乱のもとである、トークセッションから前方に移動して、かわりに俳優さんたちが客席のほうに立つ、いわゆる観客バックでのフォトセッション。なんとか最前列に位置取りできたと思ったら、今度はそのワタクシの前に堂々と立ちで陣取る不届きの輩がいるではありませんか! 

そのままではカレの頭が思いっきりかぶった写真になってしまうので、さすがにワタクシも「後から来たんだから座って!座って!」と輩の肩を下げてやりました。

不届きと戦う。これもワタクシの日々の日課であります。


《前へ   次へ》

芸能!裏チャンネルTOPへ

(c)StockTech.Inc
(c)Time Inc.