リバー主幹:"ホリエモン"は伝説と化すか
IT関連企業ライブドアの家宅捜索、堀江社長の逮捕とめまぐるしいスピードで事件が進展している。
ホリエモン容疑者の取調べニュースもさることながら、気になるのはライブドアの会社と社員たちのこと。ここまで来てしまうと、もう社員もおちおち仕事をしていられないというのが本音ではないか?
事実、家宅捜索当日に6人の女性社員が辞表を提出したというニュースが伝わった。そして堀江社長逮捕の23日には、200人の社員が退職したともウワサされた。ライブドアは公式コメントとしては「社長の逮捕を確認した」という程度のものだった。
企業が下降線をたどるケースの中でも最も激しい展開、社長・役員の逮捕という事態。前日まで堀江容疑者は社長として「仕事はキチンとやる!」と高らかに指揮を執ってきた。しかし、事ここに至ってそれができなくなったことが大きい。
この後は、社内の判断・決定事項が遅れ、社員の仕事に支障をきたす。これで取引先も離れていく。こうした流れが一気に加速すると、おおむね社員の士気低下で、退職者が続出、会社の「メルトダウン現象」が起きると言われている。
「平成のアダ花」のように「ライブドア・ホリエモン」は語り継がれる“伝説”になっていきそうな気がする。
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