根本:癒されないｻｳﾅ(下)
地下3階へ降りた俺
「カポ〜ん♪」とか、そういう音が聞こえるわけではなく。
ザワザワザワザワッ(賭博黙示録カイジ風)って感じ。
右?左?迷路だよ。
左の方から湿気を感じるのでそっちに行くと、サウナ室が二つ「低温部屋」「高温部屋」
角を回ると、大きな浴場に風呂が5〜個ある。
「うーわー!」(衝撃)
「立派な昇り竜じゃ!」「虎だ!」「錦鯉だ!」
「刺青だよ!おい!ヤ○ザばっかりだよ!」
刺青の動物園じゃーって。しかも存在しない動物が群れをなしている感じ。ガオーって感じ。イッツァワンダホー!
堅気比率5割の銭湯…。
こ、こえ〜。
ビビながら体を洗い、浴槽へ入水。微妙な距離感を置いてなるべく堅気の人のいるところに…。
ん?
なんでこっち見てんの?そこの濃い目のお兄さん。しかも下のほう…。
ま、まさか!
江頭2:50分が言っていた、墓場より怖い「ホ○サウナ」ってココか!?
ほ、ほられる!マジで怖ぇえ!俺はノンケだ!一生処女だ!死んでも貞操は守るぞ!
キープ・ザ・ホール!
堅気比率1割に減少…。
ピラニアのいるアマゾンの対流!?っていうぐらい身の危険を感じるお風呂。まさにデンジャラス。
悪霊退散!
あれ?俺の肩こりを退散させんだったっけ?
まさか、本当にやられるわきゃ無いだろう!?江頭2:50も言いすぎだよな。
せっかくお金払ったんだから、サウナ入って、あかすりやってもらおう。
そーだ。そうしよう。
勇気を出してサウナ部屋のドアを入ると、何?この密集率!
「ゲ○」に「バ●」に「ホ●」に「ヤ●ザ」
や、やられる…。
あのね。このサウナの部屋じゃなくても、汗出るっていう。冷や汗がね。
俺にメンチ切ってんのか…。熱くて眉間にしわが寄ってるのか…「ヤ●ザ」さん
手をつないでるカップる?の「ゲ○」に「バ●」の2人(2人ともメンズ)の視線が絡み合う…。
目っと!目っで〜つう〜じあ〜うー♪たーしかにー♪
ウン!
色ぉっぽい〜♪
俺がシャイってワケじゃなく…目のやり場に困るとはこの事。
3分で新陳代謝MAX!
南無参!いざ!「あかすり」へ…
(これで終わらそうと思いましたが…つづく)
※まさかの延長戦へ
(ヤ●ザに挟まれて「あかすり」を受ける俺の前にナゾの女韓国人登場!)
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