磯部:おしお事件簿・第二夜

こんな時間は何も起こらないだろ…常識的に考えて…
そう思っていた午前4時。突然電話が。
「今、押尾先生出たよ!」

現場は揉みくちゃの大混乱で、カメラのストロボが引きちぎれて下に落ちていたというほど。

そんなこんなで編集部で根本船長と原稿作成。
うどん食べ過ぎて眠い中ふと思い出したのは押尾先生との思い出…

昔々、まだ結婚する前の押尾先生と遭遇したことがありました。
自宅マンションを張り込みをしていると、黒くてデカイ車に乗った押尾先生が帰宅。
家の周りをグルグル回って、相当な警戒モード。

僕が何食わぬ顔で近づくと、サングラスに迷彩柄、タンクトップの押尾先生が突然車から降りてこっちに歩いてくる。ヤ、ヤベエ…
サングラス越しでも分かる視線の熱さ。
間違いなく一直線に向かってくる。

その時、仕事が終わったら飲もうと近所のコンビニで買ったビールのロング缶を2本ぶら下げていた僕は、迷わずグビグビと飲みながら隣りの公園へゆっくり歩きながら退避。

あまりの自然な飲みっぷりに押尾先生の気も逸れたのか、すこし首をかしげながら車に戻って行きました。
助かった…

朝になり4日。眠い眼をこすりながら川崎市へ、今日は家宅捜索があるかもということで押尾先生と矢田ちゃんのマンションに向かう。

ん?公園がすぐ隣に。これはデジャブ。押尾先生は隣に公園が。あー、こういう環境が好きなんだろうなあ。
マンション前で待ち続けること4時間。何も起こらない…
じりじりと日に焼かれて、コンビニの店員や近所の住民に夫婦の生活について質問。そんなにオデンの卵ばっかり食べてどうするんだろう矢田ちゃん…ね、眠い…そういえばヒルズの田辺君はどうなった?

(田辺君に続く)


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