プー:いざ出陣、こちら地検前、張り込みに強敵出現!
きょう24日は一連のドラッグ事件で非常に動きの読みにくい一日でした。
午前8時半すぎに東京・渋谷署に勾留されていた、覚せい剤取締法違反で逮捕された酒井法子容疑者(38)の夫・高相祐一容疑者(41)が東京地検に。さらに、麻薬取締法違反の疑いで起訴された押尾学容疑者(31)が勾留期限を迎えるということで、勾留されている三田署前にはこちらも午前中から大勢の報道陣がつめかけました。
そして、午後になると、今度は酒井容疑者が都内・青山の自宅マンションで覚せい剤を使用したとして、同法違反(使用)の疑いで追送検が決定。という状況のなかでワタクシ、プーが向かったのは高相容疑者のいる霞ヶ関の東京地検。昼の加護ちゃんの取材を終え、夕方の取材に備えていると、副デスクNから突如の指令。
この日、都内では15:00すぎから1時間ほどの豪雨。張り込みの最大の敵は雨(カメラって水に弱いんです…)というわけで、編集部にあったレインコートのほか、ビニール袋を数袋にビニ傘を持って、万全の態勢で向かったわけですが、地検に着いたころにはあれだけ大粒で激しく降っていた雨がウソのようにやみ、肩すかし〜ィ! 晴れているときのビニ傘ほど邪魔なものはありませんからね。
で、肝心の地検前はというとー。
16:00の段階で現場には脚立は6台ほど置いてありましたがテレビクルーはゼロ。地検にはクルマの出入り口が正門、裏門など数カ所あるということで、建物を一周ぐるりと回ってみると、裁判員制度のポスターが。酒井容疑者主演のPRビデオが頭に浮かびます。まさか、彼女自身がこういう場所にご縁があるとはね…。
そんなことを思いながら、意外に距離のある建物一周を終えて再び正面にやってくると、その間に正門に置いてあった脚立がいつのまにか2台に。門の前でバイクにまたがったまま張り込みを続けている某週刊誌カメラマンに、建物のあちこちをウロウロしながら撮影している別の某週刊誌カメラマンの姿はまだありましたが…。結局、それにワタクシを加えた3人が19:00頃まで番をしていたわけですが、この日の地検は午後以降はまったく動きなし。
写真☆裏門
幸いなことに、雨は完全にあがってくれた様子だったので、まあ、これでカメラが故障する心配はなくなったと、その点に関しては喜んでいたら、今度はすっかり忘れていたあの敵が…。
なんかカユ〜いと思ったら、ヤブ蚊の大群です!!
東京というと、自然や緑が少ないイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、意外に緑が多いんですよね。だから、高層ビル群に囲まれた霞ヶ関界隈も、通りのすべてにしっかり大きな街路樹が植えてあり、さらに、地検から通りを挟んだ向こうには緑豊かな日比谷公園があり、まさに虫たちの宝庫です。
まだ真夏のまっさかり。しかも微妙に秋が近づいてきている時期であることもあって、ヤブ蚊が妙に精力的な活動を見せてくれています。その辺で体操をするのも怪しいので、適当にその辺を軽く歩いたりしていましたが、それでも気づくとあちこち刺されてしまいました。
夏に地検に行く時は虫除けスプレー必須! これがきょうの教訓。というわけで、夜まで張り込んでなにもネタがとれなかったプーでありました…。
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