虎男:YAZAWA伝説

やっぱり永ちゃんは凄かった! 9月26日、ロック歌手・矢沢永吉(60)がトリをつとめた「LIVE for LOVE We support WaterAid」を取材してきました。
世代的にはキャロル時代はもちろん、ソロになってからも「時間よ止まれ」、「黒く塗りつぶせ」、「トラベリン・バス」といったヒット曲は、リアルタイムでは知らず。僕にとっての永ちゃんは、「サントリーBOSS」や「ブリヂストン」のCMであったり、ドラマ「アリよさらば」(TBS系)のイメージが強いです。永ちゃんが教師役をやってましたが、TOKIOの長瀬智也(30)や松岡昌宏(32)も生徒役で出てましたね。
滅多に音楽番組には出ないだけに、「HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP」(フジテレビ系)でダウンタウンと共演した時は衝撃的でした。たしか「コントやるとしたら、ダウンタウンとだね」と発言していたんですけど、多分本人はそんなこと忘れちゃってると思います。
同番組の裏話として、松本人志(46)が「人志松本のすべらない話」(フジテレビ系)で、「楽屋からステージまで走って、そのまま歌う感じでYAZAWAやりたいんだけど、いいかな?」と言ったにもかかわらず、結局イントロに間に合わなかったことを暴露したときには、爆笑しました。
その他にも、本当か嘘かは別として、永ちゃんにまつわる伝説は数知れず。近所のタバコ屋にわざわざキャデラックでハイライトを買いに行った、自動ドアにぶつかって「フェアじゃねえよ」と言った、「俺はいいけど、YAZAWAはどう思うかな?」という名言etc…。
そんなことを考えながら会場となった横浜スタジアムに向かったわけですが、開演2時間前にもかかわらず、すでに“それらしき人”がいっぱい! そうです、上下白のスーツに身を包み、“E.YAZAWA”のタオルを羽織った永ちゃんのファンです。その中から、埼玉から足を運んだという夫婦に話を聞いてみました。

「ファンになったきっかけ? やっぱりキャロル時代の『ファンキー・モンキー・ベイビー』かな。ソロだと『アイ・ラブ・ユー、OK』が好きだね」という旦那さん。「永ちゃんの出番、最後ですよ。夜の8時ぐらい」とこちらが教えると、「えーっ!? そんなに待たなくちゃいけないの〜?」と驚いてましたが…。
そんな永ちゃんファンが、TRFのダンサブルなナンバーに合わせて飛んだり跳ねたりしていた姿は、なんとも言えないミスマッチさがありました。

そして午後8時前、いよいよ永ちゃんが登場! オープニングの「ワンナイトショー」から、もう会場のボルテージは最高潮。「コバルトの空」、「LOSER」といった新曲から、「YES MY LOVE」、「FRESH AND BLOOD」、さらにキャロル時代の「ルイジアンナ」まで全11曲を披露。「止まらないHa〜Ha」でタオルが舞う光景は爽快でした。
気がつくと、僕の隣にはすでに出番を終えた某ミュージシャンの姿が。思わず彼は、「やっぱ永ちゃんすげえわ! かなわねーな〜」と、尊敬の眼差しでつぶやいてました。
最後は永ちゃん言語で締めます。還暦? YAZAWAにとって、そんなのノープロブレムですよ。衰えることを知らないシャバダバな永ちゃんは、やっぱりサイコーでした! ヨロシク!!
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