川ぞえ:名誉返上と汚名挽回 後編


連日白熱するシチュエーションの現場へ取材に行かせていただきました。

19日の日刊スポーツさんがスクープした市川海老蔵さんと小林麻央さんの真剣交際です。

のりピー現場で疲れた体を癒やそうと、録りだめしていたアニメ・銀魂を早起きしてゲラゲラ笑いながら見ていると、志和デスクから電話が!

「とにかく早く、海老蔵の自宅に行ってほしい」とのことで、即出社。機材を用意すると、タクシーに飛び乗り自宅へ急行…、するはずだったんですが、タクシーの運転手さんが、目的地の近くまで着くと「この辺詳しくないんですけど…」と、衝撃のカミングアウト。

ナビに住所を打ち込んでもらい、やっとの思いでたどりつくとマスコミ関係者7人が家の前に。間に合ったかと思ったんですが、さっそく挨拶すると「5分前に海老蔵さん出て行ったよ」と教えられ、痛恨の出遅れとなってしまいました。やるせない気持ちを切り替えて、父親の団十郎さんの出勤を直撃し、何とか面目を保った感じです。

その後、一度帰還したのですが、海老蔵さんの帰りを待とうということで、再度家の前に。この日は、都内の最高気温が10度を下回る記録的に寒い日な上に、追い討ちをかけるような雨が…。

50人近くの報道陣と一緒に身を寄せ合いながら「寒いなぁ」「本当に来るのか? 来なかったら不毛だなぁ。きょうの取材はZERO〜♪か!」など、白い息と一緒に冗談を吐きながら(近隣の方すみません!)待つことに。

途中、根本さんから「交代出そうか?」と聞かれたのですが、朝に悔しい思いをしたので「粘ります」と伝えてひたすらカメラを濡らさないように立ち続けること約8時間。その間、自宅前に車が通るたび報道陣全員が一斉にカメラを構えるという殺気立った雰囲気。あまりの気迫に、タクシーから降りた近くの住民の方が、引き返す事態にも…。

結局、午後10時まで粘っていると、団十郎さんが帰宅されて、押すなへすなのカオス状態! カメラが人の波で潰されそうになり「2日連続でカメラ壊したら、それこそ"汚名挽回"になってまう!!」とこちらも必死に「一歩下がりましょう!」など声を出し、カメラを死守しながら取材と相成りました。

取材後、団十郎さんのデータを持って帰るため虎男さんと交代。すると、その30分後に海老蔵さんが現れ、後は記事通りの展開に。

ホントこの日は、海老蔵さんと縁がないなとつくづく痛感した日でした。とほほ…。


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