マロン:この世のものではない美しさ
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美しい!としか言いようがありません。中谷美紀さん。映画「力道山」舞台あいさつの取材に行ってきたんだけど、その美しさにワタクシ思わず心拍数急上昇、そのまま身体まで上昇しちゃうかと思ったわよ!
ワタクシ、なにを隠そう10年来のナカタニスト。一時は中谷さんのファンサイトを運営していたぐらいなの。
…であると同時に、小学生のころからのプロレスファン。街頭テレビこそ見ていないけれど、日プロ時代から観戦して、プロレスを語らせたら75時間は一気にいけるわ。
「力道山」はプロレスと中谷さんが合体した、ワタクシにとっちゃ夢のような映画ってわけ。
舞台あいさつを取材したら、どうしても、どうしても、この映画が見たくなって、場末の、空いている映画館まで行ってレイトショーを見たの。
ファーストシーンでいきなり出てくるナイトクラブの風景から、スッと昭和という時代にのめり込んでしまいました。日本アカデミー賞は「ALWAYS 三丁目の夕日」が受賞したけれど、あの映画とはまたぜんぜんテイストの違った「昭和の風景」がたしかにそこにあるの! それは見事なものよ。
くわしい内容はネタバレしちゃうので書かないけれど、力道山という稀有なヒーローの人間ドラマが、時代の息吹とともに描かれています。まず、撮影が秀逸。色のトーンがいい。そしてソル・ギョングが、すばらしい演技を見せてくれます。ガウン姿でリングに入場し、腰に手をあてがって、やや上方を見上げる立ち姿。"力道"そのもの。
中谷、萩原、藤…もちろん、いいです。ぜひ、ご覧ください。
力道山に限らず、いまあなたの心の中にいる、あなたにとってのヒーローに、栄光と陰とが等しくあるということが、胸に響いてくる映画です。
3月4日(土)よりテアトル系、ワーナーマイカル、Tジョイほか全国東宝洋画系にてロードショー
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