川ぞえ:はじめてのししゃ

最近、マスコミ向け試写会に行くのにはまってます。
取材先でご挨拶させていただいた方から、試写会のお誘いの葉書が届きまして、先日はじめてマスコミ向けの試写会に行きました。
よく募集とか懸賞で、一般向け試写会は応募して行ったことはあるのですが(ちなみに初めての試写会は『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』でした)、一体どんな場所で開かれているんやろかとミーハーな気持ちも少々ありつつ向かうことに。
2ヵ所行ったのですが、1つ目は編集部のほぼ裏手にあるS社さんの試写室。ビル内にあるのですが、ここがハイテクな造りでして、エレベーターに乗るのに一度はあたふたするところです。試写室内は本当にミニシアターという感じで、客席は単館上映の映画館とほぼ同じ。座り心地抜群のいい椅子が設置されていました。
映画終了後に会場から全員出るのですが、そのときにS社の方が、映画評論家っぽい方(実際に確かめたわけじゃないですけど風ぼうがそんな感じの人)を何人か呼び止め感想を聞いていました。なるほど、ここでの感想がCMでのキャッチフレーズとして使われたりするんやろうなと思われます。
もう一つは六本木。大通りから少し路地裏に入ったところにありまして、ここは普段は通常の映画館として運営されているみたいでした。1席ごとに傘立てがあるのが印象的です。
こちらの映画館で観たのがGW公開のアメリカで制作された全編3Dアニメ映画「9(ナイン)」でした。正直なところ、いまいち全編3Dのアニメというものを毛嫌いしてましてあまり見ていなかったのですが、この作品を観て考えが変わりました。効果音、音楽などのディテールがしっかり作りこまれていて、質感が手書きではできない域に達していたのには圧巻です。いよいよ、アニメもここまできたかと思いつつ鑑賞していると、ラストのシーンではジーンとしてしまいました。
もしも試写会に行ったイベントを取材する機会があったら、魅力をうまく伝えられる原稿を作成できればと思います。
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