M川:カンニング、2人での“ラストステージ”

東京・中野の宝仙寺。24日は、今月の20日に亡くなった「カンニング」の中島忠幸さん(享年35)の告別式

朝8時というのに、もう献花がされていて、10時前からはお焼香にくるファンの方がひっきりなしに訪れていた。相方の竹山はもちろんだが、ファンの方たちもまた、中島さんの病状回復を信じ、来年こそは中島さん、竹山の二人のカンニング、本来あるべき姿でステージに立つのを心待ちにしていたことだろう。

告別式開始の11時には中島さんに最後のお別れをするために来た、一般の方用のスペースは埋まってしまい、表にまで人があふれ出していた。それこそ弔辞で竹山が語った「今日は凄いよ、こんなに駆けつけてくれて、最初の頃には考えられなかったな」という言葉が本当にこちらの心にまで響いてくる。

竹山の弔辞は時間にして約3分。小学校時代からの相棒を送るのに3分は短いのかもしれない、と思った。誰も今日までの万感の思いを3分で語りつくすことなどできるはずがないのだから。しかし、二人の間には言葉なんてたいした意味を持たないのかもしれない。以心伝心。何も言わなくても分かり合える“何か”があれば、むしろ3分でも長いのかもしれない。

中島さんを霊柩車に乗せ、棺を担いだ仲間がそれぞれ引き上げていくとき、ひとり最後まで背中を向けずに中島さんを見送っていた竹山。その姿を見たときに私は彼が会見で言っていた「コンビとしての最後の仕事」を立派にやり遂げたんだ。そう確信した。

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