ｱﾗｺ:ﾗｲﾌﾞ取材は大興奮
マスコミ業界未経験で裏チャンに拾ってもらい、早4ヵ月が経つド新人女性記者アラコです。
働きはじめて2ヵ月弱、どうにか右と左はわかってきた頃、ある男性アーティストのライブ取材へ行かせてもらいました。アラコ自身ライブは大好きなので、取材をしながらも見に来ているお客さんの邪魔にならぬよう、移動は常に中腰。そんなアラコに気づいてかお客さん達は気を使って道をあけてくれたりと、ファンのみなさんの温かさに「ジーン」としながら、いざステージ下へ!
プレスのステッカーをズボンに貼り、報道エリアへ潜入! もう大興奮です。男性アーティストは慣れているのかカメラの存在なんて意識せず、表情もイキイキと歌い上げます。そんな姿に感化され、地べたにヒザをつき、必死で写真を撮りながらメモをしているアラコがふと顔を上げると、目の前にはそのアーティストが。集まったカメラマンの中で1番キョドっていて、1番ぺーぺーに見えるに違いないアラコにも額が汗をつたうドキドキな笑顔でカメラ目線をくれる男性アーティスト。一瞬にして大ファンになったアラコは、プライベートでベストアルバムを聞くこ
とに。やはり、ライブって凄いパワーを持っているなと、仕事ながら完全に楽しんでしまいました。
そして編集部に戻っていざ原稿を書こうとすると、興奮しきった頭では文章もまとまらず、とても人様に見せられる記事は書けず家へ持ち帰ることに…。記者は記者。ただ現場を楽しめば良いというものではないのだと痛感しながら、夜な夜な修正に修正を加え、編集部のお力を借りてどうにか記事をアップすることができました。
自分も楽しめてその楽しさが読者に伝わる。そんな記者になるために、アラコこれからも日々精進でがんばります!
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