ナオP:記者は張り込みに始まり張り込みに終わるというけれど…

20代でこの業界に入り○十年。気がつけば、最初に入った編集プロダクション(出版社から仕事を請けるところ)の社長と同じ年齢になってしまっていた…。

そこで、一番初めに教わったのは、「記者は張り込みに始まって張り込みに終わる。張り込むのが仕事なんだ」というものだった。

いつ出てくるともしれない、いつ戻ってくるかもしれない取材対象者を、ただ、じっと待つ。雨でも晴れでも、暑くても寒くても、ただひたすら待つのみ。
ノーコメントでも何でも、取材対象者に会えれば報われるけれども…空振りしたときの虚脱感といったら…。

そして、11月4日火曜日も華原朋美の自宅を張り込みました。

編集部は、小室哲哉容疑者の姿を捉えるために、前日の深夜から車で大阪に急ぐ強行軍。全員出払っていたため、たったひとりでの張り込み!

ひとりの張り込みでナニがツライって…
食事できないのはガマンできる。
ノドが乾くのも何とかガマンできる。

どうしようもないのが、生理現象。

華原が自宅にいるのはわかっていた。でも、いつ出てくるのかわからない。しかも、バス通りの交差点近くにあるという立地条件のため、男子特有の用足し方法すら取れない。近くのコンビ二に行けばトイレを借りれるだろうが、往復5分強の間に、万一華原が出てきてしまえば、それで一巻の終わり。今までガマンしていたのが全て水の泡どころか、鬼デスクから大目玉は確実。

3時間が過ぎ、5時間が過ぎる…何度、デスクに電話して、「トイレ行ってもいいですか? もう、ガマンの限界なんです。その間に(華原が)出て来てしまったら勘弁してください」と、泣きを入れようと思ったことか…。

特に、この日は寒く、体内の温度調節のためにも生理現象は切迫したものになっていった。

そんな心の葛藤をしている中、あるテレビ局のディレクターが、交代クルーが来たときに、嬉しそうに、「10時間トイレ行かなかったわ」といって帰っていった。

まさに、高速道路のど真ん中で渋滞にハマった時の情況そのもので、男性も女性も決定的瞬間を逃すまいと、一歩も現場を離れられない。

対処方法としては、水分をあまりとらないこと以外ないのだが…そして、いま一番危惧しているのが、腹を下していた場合なのだが、そんな情況には、幸いなことに今まで一度も遭っていない。だが、今後も遭わないとは限らないのだが…。


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