川ぞえ:運命を感じます…これぞイケメン力かっ!
6日に取材させていただいた「D-BOYSのオーディションファイナル選考会」でグランプリに輝いた14歳の阿久津槇太郎くん。
阿久津くんはとにかく爽やかでした。ファインダー越しに、中学校のクラスにこんな人がいたら、そりゃ女の子は放っとかないよなと思いながら、シャッターを切ってました。
グランプリに選ばれた瞬間は目を潤ませながら口元に手を当てて涙を流し、うれしさを目いっぱい表現。気持ちが伝わってきて、何だかこっちもジーンとしてしまいました。パフォーマンスで見せたダンスもどこか落ち着いてて品のあるもので、華があったように感じます。
周りからはプロゴルファーの「石川遼と似ている」と言われるそうで、確かにそうだなとうなずけます。実は、フォトセッション後に阿久津くん1人を囲んでコメントをもらったのですが、そのときの受け答えが器の大きさを感じさせるものでした。
記者から「遼クンに似てるって言うけど、きょう遼クン優勝したんだよね〜。目指すのは芸能界の石川遼?」と振られると「そうっすね〜」と愛想よくリップサービス。さらに「そんな日にグランプリ取ったってどう?」と聞かれ「やっぱり何か、石川さんが勝ったって聞くと運命を感じます」とサラリと言い切るんです。戸惑わずにこんなことを言える阿久津くん、こりゃスゲー!
報道陣は手を緩めず「好きなタイプの女性は?」と質問。すると阿久津くんは「どれくらい細かく言ったらいいですか」の逆質問で、報道陣は大爆笑!「まあ、北川景子さんとか水川あさみさんとか相田翔子さんですかね」と明かすと「ええっ、相田翔子?」とショックを受けた女性記者が「だってもう40じゃん」とボソリとつぶやく場面も…。
栃木県出身の阿久津くん、「U字工事とかどう?」とブレーク中のお笑い芸人の話を振られると、こちらも戸惑うことなく「U字工事の波に乗っかっていけたらなぁ」と返答。「おおっ、イケるねぇ」「すごいヒキですよ!」など褒め称える報道陣に、はにかむ様子も見せていました。

14歳にして海千山千の報道陣の質問に期待以上のコメントを出せる阿久津くんのこれからが楽しみです。
最後の帰り際に、惜しくもグランプリに届かなかった近江くん、谷川くん、池岡くんが出口近くにいたのですが、「きょうはありがとうございました」と丁寧にあいさつされ、やっぱりファイナルまで残って賞を取る人って、人の心に何かしら残すもんなんだなと、ふと思いました。
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