志和:デブ散歩お台場


カメラぷらぷらブラ下げてお台場まで散歩がてら、映画観てきたよぉ。「沈まぬ太陽」と「ゼロの焦点」。

「沈まぬ-」には飛行機事故が出てくる。モデルになった墜落事故が起きた時、志和は大手町の某都市銀行員。手形交換とかアナログな業務やりつつIBMの汎用機オペレーション、研修ではアセンブラでプログラム組んだり。忙しかったけど、給料よかったぁ。

夜8時前、食堂でテレビ見てた行員から「日航機が行方不明」って話が広まって。心配しながらずっと残業、深夜にバブリーなハイヤー帰宅。

家に着くとテレビの画面、ブルーバックで乗客者名簿が延々スクロール。いたましくて、翌日火曜でまた朝早くから仕事なのに寝付けなかった。

「ゼロの焦点」は大好きな中谷美紀さまご出演! でもこわかった〜、中谷さまの目ヂカラ。ホラーだっけ、この映画!?いやヒッチコック並みですわ。情念とか、いろんなものがビッシビシ伝わって。

物語の舞台は昭和33年。やった!さすがに生まれてない!…でも、しょせん同じ30年代生まれ。日劇ミュージックホールが華やかな銀座の風景とか、キャラメルのパッケージとか、随所に懐かしさをそそるシーンが…。ああ、子供のころ街の灯りってこんな感じだったよなぁとか(←メチャ懐かしんでるじゃん!)

そういえば日劇が取り壊されたのが、日航機事故の前年。

いつのまにか街の風景って変わってくね。映画館の外へ出たら、こんな夜景。レインボーブリッジなんてのも、昔はなかったもんねぇ。



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