川ぞえ:藤本美貴さんイベントで「まるで試作のウチコマやん…」

藤本美貴さんの取材に行ってとんでもないメカと遭遇しました!(※注・今回はコアなアニメ好きの人向けです)

普段見ることのできない上下白のユニホームを着たキュートな藤本さんの隣に現れたそのメカは「神速!エンジン駆動フリーキックマシン カストロール1号」。なんと、史上最速の200キロでフリーキックを繰り出すマシンです。
そのスペックは全幅2200mm、走行モード時の全長は4200mm。キックモード時は一部可変し3850mm、総重量約2tとなっています。最初、このメカの登場時に壁を突き破って出てきたのですが、メタルマックスで初めて手に入れた戦車が登場するシーンを彷彿とさせ、フォルムはどこか攻殻機動隊の多脚戦車タチコマ(どちらかというとウチコマやけど…)に似ていたような気がします。

そして、いただいた資料で分かったのですが、このカストロール1号を設計したのが、実物大の「ボトムズ」ことAT「スコープドッグ」を設計した倉田光吾郎さんとのこと。倉田さんは巨大オブジェ製作を担当されていて、国内外で話題となっていらっしゃる方です。
その破壊力(もといキック力)はすごいものでして、練習では頑丈なフットサルボールが破裂すること数度もあったのだとか。そういえば、会場で受付を済ませたときには、カメラなどの機材が壊れた場合保証はいたしませんといった内容の誓約書を記入していただけに、その威力に期待がかかります。
そして1回目の打ち出し…。「ドーン!!!!」という轟音とともに打ち出されたボールの後には、ひしゃげたボールの台座が! 時速は206キロを計上し、尋常ではないスピードであることがよくわかります。さらに、どれくらいの破壊力か体感してほしいという主催者側の計らいから、木の板でできたDFとGKも設置。打ち出されたボールはDFの左足を木っ端微塵に破壊して、ゴールネットに突き刺さってました!

「カストロール1号」のこれからの目標は、新幹線のスピードを超えるようにしたいとのことでした。そんなメカができあがるのを、期待してお待ちしております。
《前へ 次へ》
■芸能!裏チャンネルTOPへ
(c)StockTech.Inc
(c)Time Inc.