マロン:アビイロード
逗子
日本で最も人気のあるビートルズのアルバムに、「アビイ・ロード」が選ばれた。4月末からビートルズ公式サイトで投票が実施されていたのだ。
「アビイ・ロード」…1969年リリースのアルバムで、ビートルズが最後に録音したもの。神父と死体と葬儀屋と死体運び人の姿をしたビートルズが、横断歩道を渡るジャケ写が有名だ。死体役のポールは人前に出なくなることで死亡説まで出た。
私は1位に選ぶならやはり「サージェント・ペパーズ…」ではないかと思うが、崩壊ギリギリのところでビートルズがビートルズたりえた「アビイ・ロード」も好きなアルバムではある。
イギリスのアイドルグループだったビートルズが、いまや歴史に残る名バンドとして語り継がれている。今回の投票でもっとも多かったのは、15〜19歳の若い男性だという。ビートルズの音楽が、時代や世代を超えて生き続けていることが証明された。
話はかわるが、アーティストであるとか、アイドルであるとか、そういう分類にこだわって音楽を聴く人は実のところそう多くはないと思う。単純に、好みとか、聴いて気持ちいいとか、ライブに行って楽しいとか。歌に歌唱力や表現力の高さをもとめる人もいれば、そうでない人だっている。なんとなく世間体を考えて聴く音楽を選ぶ人もいれば、無頓着な人もいる。
私は自分自身がひとつのラックにさまざまなレコードやCDを入れてしまうクチだから、さまざまな音楽の在り方や楽しみ方を肯定したい。
世の中、いろいろなものがあったほうが楽しい。嫌いなものがあるから、好きなものがより光って感じられることだってある。いま嫌いなものも、いつか好きになるかもしれないし、その逆もある。
人間も同じだ。いろいろな人がいたほうが楽しい。
ついでにいえば、栄養も同じだ。好きなものばかり摂っているとバランスを欠いて身体を壊す。食わず嫌いは禁物だ。…あっ、これはちんたらデブッた私が言えることではないか。
《前へ 次へ》
■芸能!裏チャンネルTOPへ
(c)StockTech.Inc
(c)Time Inc.